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ガザのカトリック教会への攻撃で負傷者、伊首相はイスラエル非難

2025年07月17日(木)19時16分

ラテン・エルサレム総大司教座は17日、パレスチナ自治区ガザ唯一のカトリック教会への襲撃で数人が負傷したと発表した。攻撃で負傷したキリスト教徒のパレスチナ人、17日撮影(2025年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)

[ガザ市 17日 ロイター] - ラテン・エルサレム総大司教座は17日、パレスチナ自治区ガザ唯一のカトリック教会への襲撃で数人が負傷したと発表した。死者は出ていないとしている。

ガザ市のアル・アハリ病院の医師らの報告では、教会への襲撃で女性2人が死亡したと伝えられていた。

総大司教座は声明で「ガザ地区にある聖家族教会が今朝、襲撃を受けた。ガブリエル・ロマネリ神父を含む数名が負傷した。現時点では死者は確認されていない。教会は被害を受けた」と述べた。

バチカンはコメントの要請に応じていない。イスラエル軍はこの件について調査中だと述べた。

イタリアのANSA通信はロマネリ神父が足に軽傷を負ったと伝えた。

イタリアのメローニ首相は声明を発表し、攻撃の責任はイスラエルにあると非難した。「イスラエルが数カ月にわたって続けてきた民間人への攻撃は容認できない。いかなる軍事行動もこのような行為を正当化することはできない」と述べた。

ロイター
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