コラム

フラットテレビを瞬時にタッチスクリーン化する、TouchJet Wave

2017年04月05日(水)17時30分

<フラットテレビをそのままタッチスクリーン化し、Android対応のスマートデバイスにしてしまうアクセサリ>

iPhoneのようなスマートフォンの登場は、電子機器のタッチ操作の可能性を大きく広げ、今ではタップやスワイプなどのジェスチャーが完全に市民権を得ることとなった。

その立役者でもあるアップルが、Macintoshシリーズでは頑なにタッチディスプレイを採用しないことからもわかるように、垂直の大画面を長時間タッチ操作で利用することは腕の負担を考えても現実的ではない。しかし、ホワイトボード的な用途であれば、ディスプレイ面に直接指で触れて描画や操作ができることには、それなりのメリットもある。

その観点から、大型のフラットスクリーンディスプレイ向けにもタッチ操作を実現する後付けのアタッチメントは存在しているが、画面の手前に指先が触れたことを感知できるフルスクリーンサイズのパネルを装着したり、外縁部にセンサーを張り巡らせるなど、仕掛けが大掛かりでコストのかかることが難点だった。

TouchJet Wave(299.99ドル)は、Androidベースのコンパクトな赤外線センサーユニットをフラットテレビの中央上部に取り付け、両者をHDMIケーブルでつなぐだけで、手軽にタッチスクリーン機能を持つスマートデバイスへと変身させることができるアクセサリ。

Wave1.jpg

Bluetooth接続された別のAndroidやiOS機器のアプリを利用して離れた場所からも操作できるため、目的や流れに応じて直接的なタッチ操作と組み合わせることによって、プレゼンテーションはもちろん、教育現場における教材の提示や会議での資料検討などを効果的に行える製品といえる。


プロフィール

大谷和利

テクノロジーライター、原宿AssistOnアドバイザー、NPO法人MOSA副会長。アップル、テクノロジー、デザイン、自転車などを中心に執筆活動を行い、商品開発のコンサルティングも手がける。近著に「成功する会社はなぜ「写真」を大事にするのか」(現代ビジネスブック)「ICTことば辞典:250の重要キーワード」(共著・三省堂)、「東京モノ作りスペース巡り」(共著・カラーズ)。監修書に「ビジュアルシフト」(宣伝会議)。

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