コラム
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

1ドル札がテロリストの証拠......反体制派の摘発に躍起になるトルコの暴走

<政府が反体制派と見なす人物を恣意的に拘束するためにテロ容疑が乱用されているトルコ。あるアメリカ市民は持っていた1ドル札を理由に突然逮捕され

2020.09.04
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

コロナ禍で逆にグローバル化を進めるテロ組織とあの国

<世界でグローバル化退潮の兆候があるなか、「国境線は無関係」とばかりに攻勢を強めるイスラム過激派と、それと「連携」するイラン・トルコ。本誌「

2020.09.02
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

斬首、毒殺......イランで続発する「名誉殺人」という不名誉

<家族内の女性が「名誉を汚す行動」をしたり、そう噂されたときに、当該女性を殺害する名誉殺人。勧められた結婚の拒否、性的暴行被害のほか、運動す

2020.07.31
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

コロナ禍で揺らぐ? イスラム諸国の一夫多妻制

<物理的にも感情的にも、あらゆる点において平等に扱うことが一夫多妻の条件とされているが、外出制限が複数の妻の家を渡り歩くことを不可能にした>

2020.07.01
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

「感染者は警察や役所でウイルスを広めよ」コロナまで武器にするイスラム過激派の脅威

<ラマダン中には例年イスラム過激派によるテロが増えるが、今年はそこにコロナ禍が重なった> 4月27日、フランスのパリ近郊で男が車で突進し、警

2020.06.02
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

日本とは「似て非なる国」タイのコロナ事情

<もともと政府への信頼が低いうえに、市民にはイスラム教徒のクラスター感染への不信と恐怖が広がっていた> 筆者が現在居住するタイで、新規コロナ

2020.05.06
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

イスラム圏で広がるコロナ陰謀論──反米イデオロギーを優先させる宗教指導者

<1月から2月にかけてイスラム諸国に広まっていたコロナウイルス神罰説。ところが感染症の猛威が中東に及ぶと、生物兵器説がそれに取って代わった>

2020.03.31
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

混迷イラクの懸念と希望──宗派対立だけでは理解できない複層的な現状

<反政府デモが続くイラクでシーア派の有力指導者ムクタダ・サドル師の命令に反発の声、イスラム法的には正統な見解だが人々が従わない理由とは> 「

2020.03.04
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

イランで迫害されるキリスト教徒を顧みないメディアの偽善

<「棄教者は神と体制への反逆者」とされるイラン――信教だけでなく、表現や報道など自由を求める者たちが容赦のない口封じに遭っている> 反体制デ

2020.02.07
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

最恐テロリストのソレイマニを「イランの英雄」と報じるメディアの無知

<米軍に殺害されたクッズ部隊司令官は、アラブ諸国で「虐殺者」と恐れられてきた> イラン革命防衛隊「クッズ部隊」のガセム・ソレイマニ司令官が米

2020.01.11
第1回コラム『「バグダディ死亡」共同通信記事の間違った認識』
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 3
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 4
    「人類の起源」の定説が覆る大発見...100万年前の頭…
  • 5
    イスラエルのおぞましい野望「ガザ再編」は「1本の論…
  • 6
    「元は恐竜だったのにね...」行動が「完全に人間化」…
  • 7
    1日1000人が「ミリオネア」に...でも豪邸もヨットも…
  • 8
    女性兵士、花魁、ふんどし男......中国映画「731」が…
  • 9
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「航空機・…
  • 10
    AI就職氷河期が米Z世代を直撃している
  • 1
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 4
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 5
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 8
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 9
    虫刺されに見える? 足首の「謎の灰色の傷」の中から…
  • 10
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中