日本の石破首相がトランプに主張すべきこと

トランプが聞く耳を持たなかったとしても石破には訴えるべきことがある KENT NISHIMURAーREUTERS
<トランプは称賛を喜ぶ。世界の指導者はカネがかからない称賛が会談を成功に導くかもと考え、ご機嫌伺いをする。それでいいのか?>
ドナルド・トランプは、世界の国々のリーダーたちに2つの途方もなく大きな問題を突き付けている。1つは、彼の心理面での傾向に関わる問題。もう1つは、攻撃的で取引型の単独行動主義と、ロシア寄りの政策(というより、しばしばロシア政府の主張そのもの)を特徴とする国際関係へのアプローチに関わる問題だ。
2月28日、世界はこの2つの問題をはっきり思い知らされた。ホワイトハウスの大統領執務室を訪れたウクライナのゼレンスキー大統領に怒りをぶつけ、ホワイトハウスからたたき出したのだ。
首脳会談の決裂は、アメリカ側がゼレンスキーを不意打ち攻撃した結果だった。これにより、トランプはウクライナへの支援を打ち切る口実を手にできた。
問題はそれだけにとどまらない。この出来事は、アメリカがヨーロッパの安全を守るというコミットメントに事実上終止符を打ち、アメリカ政府がNATOなどの同盟国ではなく、ロシアと国際政治で足並みをそろえる時代の到来を告げるものでもある。これは、第2次大戦以降、最も大規模な国際秩序の転換と言える。トランプは世界を大混乱に陥れたのだ。
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