コラム

中東徒然日記 酒井啓子

イランの核開発は止められるか

 ワシントンで開催されていた核安全保障サミットが終わった。議論の争点は、いうまでもなく、イランの核開発疑惑。米国は、オバマ大統領が主張する「

2010.04.15

イラク選挙に見える世代交代

 3月7日に実施されたイラクでの国会選挙の結果が、27日に発表された。現首相マーリキー率いる法治国家同盟が、親米世俗派のアッラーウィ元暫定首

2010.03.31

イラクの総選挙

 今月7日、イラクで総選挙が行われた。イラク戦争から7年、戦後に設置された、第一期民選議会の任期満了に伴う国政選挙である。現在開票作業が進ん

2010.03.17

氷上で消えるか「人種の壁」

 バンクーバー・オリンピックの最大の話題は、なんといってもフィギュア・スケートだった。日本中が浅田選手、高橋選手に釘付けになっている間、筆者

2010.03.03

ベイルート訪問記その2

 同じ外国の街を訪ねるのも、日本人だけで訪れるのと土地の人たちに案内してもらうのとでは、全く印象が違う。今回ベイルートを訪ねて面白かったのは

2010.02.18

「中東のパリ」復活?

 中東紛争の核心、パレスチナ問題が深刻化すると、イスラエル周辺国の情勢は何かしらきな臭くなる。昨年のイスラエル軍によるガザ攻撃など、パレスチ

2010.02.03

戦下でタフに生きる人々

 興味深いアラブ映画を、2つ見た。ひとつは在英イラク人ドキュメンタリー監督、メイスーン・パチャチによる「Open Shutters Iraq

2010.01.20

トラ年にシーア派パワー? 揺れるイラン・イスラーム体制

 謹賀新年。今年は寅年である。  トラといえば、タイガース。タイガースといえば、阪神タイガースファンはシーア派と良く似ている・・・・。なんて

2010.01.07

この20年間は何だったの? イラン・イラク関係

 年末も押し詰まって、ひやっとするニュースが飛び込んできた。「イラン軍、イラク油田を占拠!」えっ? 80年代の悪夢が再び、なのか?  事件は

2009.12.23

ドバイショックは誰のせい?

 11月25日に起きたドバイの政府系企業「ドバイ・ワールド」が債務返済延期を公表したことは、年末を迎えた世界経済に衝撃を与えた。いわゆる、「

2009.12.10
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェイン・ジョンソンの、あまりの「激やせぶり」にネット騒然
  • 2
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがまさかの「お仕置き」!
  • 3
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 4
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 7
    「この歩き方はおかしい?」幼い娘の様子に違和感...…
  • 8
    「なにこれ...」数カ月ぶりに帰宅した女性、本棚に出…
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 5
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 6
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 7
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中