海の生き物は互いに「手を振って」会話していた...最新研究で判明、4パターンの「賢い手の振り方」とは?
Scientists Think They've Caught Sea Creatures 'Waving' at Each Other

Michal B.-Unsplash
<フランスの科学者たちが発見したのは、10本の手足を巧みに使いわけるコウイカの会話方法。相手の姿が見えないときには「驚きの方法」で意思を伝えることも?>
最新の研究により、ある種の海洋生物が手を振ることで仲間とコミュニケーションを取っている可能性があると判明した。
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フランスの高等師範学校(École Normale Supérieure)の研究者たちは、コウイカが10本の肢(8本の腕と2本の触腕)のうちの1本を振ることで、互いに情報を伝えている可能性を示す証拠を発見した。
この研究の共著者であるソフィー・コーエン=ボデネス(Sophie Cohen-Bodénès)は本誌に次のように語っている。
「私たちの研究は、コウイカが4本の腕を使って仲間と視覚的および機械受容的(触覚的)にコミュニケーションを取っている可能性、さらに獲物や捕食者を誘引している可能性について、初めての洞察を与えるものだ。」
なお、名前に「フィッシュ」とつくものの、コウイカは魚ではない。無脊椎動物で、タコやイカの仲間にあたる。特に捕食者をかわす知恵に長けていることで知られている。必要に応じて皮膚の色を変えることができ、さらには墨の雲を使って自らの「分身」を作り出すこともできる。
そして今回の新たな研究は、この知性が仲間同士のコミュニケーション方法にも及んでいる可能性を示唆している。
研究チームは、コウイカの一種であるヨーロッパコウイカ(学名:Sepia officinalis)と、ヒメコウイカ(学名:Sepia bandensis)の腕の動きを詳しく調査した。
水槽の中でこれらの海洋生物を一緒に観察した結果、4つの一貫した腕の振り方パターンが確認された。それは「上向き(up)」「横向き(side)」「回転(roll)」「王冠(crown)」の4種類だった。
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