最新記事
健康

50歳を過ぎた女は「全員おばあさん」?...これこそが、今どきの高齢女性の姿

The New Old

2025年6月5日(木)13時31分
ジュディ・リー・コール(元ファッションデザイナー)
ジュディ・リー・コール

体を動かし人と関わることが何より大切だと言うコール JUDY LEE COLE

<キャリアを築いている女性も多く、その気になれば恋愛も子供も手にできる。美容整形だってある。アクティブに健康に生きる68歳女性の本当の姿>

私は68歳。でも時々、自分がもうすぐ70歳だということを忘れてしまう。

【話題の画像】人類は老いを克服した?...1980年代と2020年代の「50歳女性」はこんなにも違うと示す衝撃画像

退職して子供たちも巣立ったという違いはあるけれど、たぶん40〜50歳代の頃と変わらない年のつもりでいるのだ。当時は68歳なんてすごい年寄りのイメージだったのに。


昔は、50歳を超えた女性に対する世間一般の認識は一方的で偏ったものだった。子供を産む時期はとうに過ぎ、もはやおばあちゃんみたいなイメージ。新しい仕事を始めるには年を取りすぎていて、健康も体力も下り坂──。

だがそんなイメージが嘘だということは、今どきの年配女性を見ればよく分かる。50歳以上向けの出会い系アプリもあるし、代理母や体外受精という手段を使えば子供をもうけることもできる。

キャリアを築いて高い地位に就いている女性も多いし、女性の起業家も増えた。医学の進歩で健康状態も昔よりいいし、何なら美容整形だってある。

確かに20〜30歳代の頃のような体力はない。だが面白いことに、ジムで過ごす時間が増えたおかげで若い頃よりも今のほうが力も柔軟性も向上したように思う。おまけに若い人が抱えているような不安もない。

残念ながら、世間の人々の間には、今も老いることへの不安が存在する。私がインスタグラムのアカウントを作ったのも、年を取ることを怖がらず、健康な老いを目指そうと訴えたかったからだ。

食と健康
消費者も販売員も健康に...「安全で美味しい」冷凍食品を届け続けて半世紀、その歩みと「オンリーワンの強み」
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

石破首相が退陣表明、米関税で区切り 複数の後任候補

ワールド

石破首相が辞任表明、米大統領令「一つの区切り」 総

ワールド

インドは中国に奪われず、トランプ氏が発言修正

ワールド

26年G20サミット、トランプ氏の米ゴルフ場で開催
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給与は「最低賃金の3分の1」以下、未払いも
  • 3
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接近する「超巨大生物」の姿に恐怖と驚きの声「手を仕舞って!」
  • 4
    ロシア航空戦力の脆弱性が浮き彫りに...ウクライナ軍…
  • 5
    金価格が過去最高を更新、「異例の急騰」招いた要因…
  • 6
    コスプレを生んだ日本と海外の文化相互作用
  • 7
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 8
    「ディズニー映画そのまま...」まさかの動物の友情を…
  • 9
    今なぜ「腹斜筋」なのか?...ブルース・リーのような…
  • 10
    「日本語のクチコミは信じるな」...豪ワーホリ「悪徳…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 5
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 6
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 7
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 8
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 9
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 10
    「見せびらかし...」ベッカム長男夫妻、家族とのヨッ…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中