最新記事

ネット

【映像】通りすがりの少年とスケートボーダーの美しい友情

2022年3月24日(木)20時40分
若道いつき
スケートボード

※動画は本文中で再生できます(写真はイメージです) bacalao64-iStock

<失敗を繰り返すスケーターに少年がエールを送ると...>

難易度の高いトリック(技)の練習に励むスケートボーダーが、偶然の出会いを力に変えて成功を掴む映像がネットユーザーの琴線に触れている。

スケーターの青年は階段を飛び越えて手すりに乗り、隣の急なスロープに着地して滑ろうとする。この高難度のトリックに何度も挑戦するが、なかなかうまくいかず、下にあるゴミ箱に激突してしまうことも。途中、一人の少年がこのスケーターに声をかける。短いやりとりの後、青年は再びトリックに挑む。少年とその母親らが上で見守る中、今度は完璧にトリックを成功させた。

少年は興奮し、嬉しさのあまり飛び跳ねる。青年も少年のもとに向かいハイタッチを交わした。最後に少年は少し恥ずかしそうに手を振って、母親とともにその場を後にした。

この動画は元々昨年4月にネット掲示板「レディット」に投稿されたが、サブレディット「メイド・ミー・スマイル」に最近取り上げられたことで再浮上した。この動画には、(24日時点で)1100以上のコメントが寄せられている。

あるユーザーは「あの子は今、母親にスケートボードが欲しいとせがんでいるところだね」と述べた。青年のトリック成功とハイタッチは、小さな少年の原体験となったことは間違いないだろう。新たなスケートボーダーが誕生する瞬間を目の当たりにしたユーザーたちの興奮がコメント欄から伝わってくる。

スケボーの発展に動画が果たしてきた役割は大きく、その歴史はVHSの時代から40年以上も続く。直近では「Skatetok」(TikTokを使用するスケーター)がトレンドだ。ナイジャ・ヒューストンやタイショーン・ジョーンズ、ナケル・スミスら多くのスケーターが、このエクストリームスポーツのブームを後押ししている。

そして昨年の東京オリンピックの競技種目に採用されたことで、その人気は決定的なものとなった。日本でも堀米雄斗選手が金メダルを獲得した影響で競技人口は急増中だ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル首相、来週訪米 トランプ氏とガザ・イラン

ビジネス

1.20ドルまでのユーロ高見過ごせる、それ以上は複

ビジネス

関税とユーロ高、「10%」が輸出への影響の目安=ラ

ビジネス

アングル:アフリカに賭ける中国自動車メーカー、欧米
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 2
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とんでもないモノ」に仰天
  • 3
    ワニに襲われ女性が死亡...カヌー転覆後に水中へ引きずり込まれる
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 6
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 7
    「パイロットとCAが...」暴露動画が示した「機内での…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    飛行機のトイレに入った女性に、乗客みんなが「一斉…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 5
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 6
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 9
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 10
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中