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コロナ危機の今こそ見るべきパンデミック映画7選

Pandemic Films in a Pandemic

2020年5月7日(木)18時30分
北島純

人類ほぼ絶滅という衝撃は『12モンキーズ』と同じだが、この映画がすごいのはここからだ。生き残った人類は南極に自治政府を樹立し、ワクチン開発に成功。他方で、草刈正雄演じる主人公の地震予知学者は、石油採掘の影響で近日中に巨大地震がワシントンを襲うことに気付く。核攻撃だと誤認した米軍の自動報復装置がソ連に対する核攻撃を開始。ソ連側も自動反撃を行い、全面核戦争の放射線で地表は焼き尽くされる。なんと人類は2度消滅するのである。

しかし、絶望は絶望ではなく虚妄だった。核戦争を生き延びた草刈は、ボロボロになりながらも生き残り組と合流する。歓喜に沸く人々に抱かれて彼はこうつぶやく。「Life is wonderful(人生はいいものだ)」と。

人生は素晴らしい。作家のウィリアム・フォークナーが言ったように人は単に耐えるだけでなく、打ち勝つことができる。たとえそれがコロナであっても。その支えの1つになるのが映画だとしたら、それほど素晴らしいことはない。だからこそ映画を見よう。

<本誌2020年5月5日/12日号掲載>

【参考記事】気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること
【参考記事】パンデミック文学から学べること──コロナ禍をどう生きるか

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2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。

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