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外出自粛で免疫力が落ちる!? 元祖・部屋トレ「囚人トレーニング」の健康効果

2020年4月30日(木)11時55分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

「プリズナートレーニング」のトレーニングは、エクササイズごとに10段階に分かれていて、体力ゼロでも始められるほど、最初は簡単。

例えば、ウエストが気になる人にはレッグレイズ(腹筋を使って足を上げる動作)が効果的だが、ここで紹介したいのはステップ2のフラット・ニー・レイズだ。およそ90度の角度に膝を曲げて、膝を直角に保ちながら息を吐いていく。下写真にある通りで、これなら筋トレの初心者でも恐れることはない。これを10レップス。

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レッグレイズのステップ2、フラット・ニー・レイズ(『プリズナートレーニング』191ページ)

テレワークで姿勢の悪化に悩まされている人には、脊柱を鍛えるブリッジがいいかもしれない。ステップ1のショート・ブリッジは、足を押し下げて股関節と背中を持ち上げ、肩と足だけで体重を支える(下写真)。股関節がたるまないようにするのがポイントだ。これを10レップス。

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ブリッジのステップ1、ショート・ブリッジ(『プリズナートレーニング』227ページ)

スマートフォンやパソコンの使い過ぎで肩こりがひどい人には、健康でパワフルな肩を作るハンドスタンド・プッシュアップ(逆立ち腕立て伏せ)を推奨しよう。ステップ1のウォ―ル・ヘッドスタンドは「監獄式」の3点倒立だ(下写真)。まずは30秒試してみてほしい。

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ハンドスタンド・プッシュアップのステップ1、ウォ―ル・ヘッドスタンド(『プリズナートレーニング』265ページ)

【参考記事】囚人コーチが教える最強の部屋トレ 自重力トレーニングの驚くべき効果とは?

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