- HOME
- コラム
- 中東から「今」を見る
- 2025年「中東のキープレーヤー」はムハンマド皇太…
2025年「中東のキープレーヤー」はムハンマド皇太子...トランプと家族ぐるみの「サウジの若きリーダー」とは?

JOHANNA GERONーREUTERS
<石油依存から脱したいサウジが掲げる「ビジョン2030」まで、あと5年。39歳の若き指導者の政治手腕が注目される>
若き39歳のムハンマド皇太子は、イスラムの盟主を自負するサウジアラビアの事実上の指導者として、戦火に揺れる中東の2025年のキープレーヤーとなるだろう。
石油依存から脱したいサウジが経済の変革を目指して掲げた「ビジョン2030」まであと5年。
目玉事業である未来都市ネオムの建設工事の遅延が取り沙汰され、国内の舵取りに注目が集まるが、最大の焦点は外交、特にドナルド・トランプ次期米大統領との関係だ。
トランプは第1次政権でサウジを最初の外遊先に選んだ。同政権の上級顧問を務めた娘婿ジャレッド・クシュナーは今やサウジの資金でファンドを運営し、文字どおり「家族ぐるみ」の関係が続く。
トランプ政権の仲介で実現したアラブ首長国連邦およびバーレーンとイスラエルの国交正常化の背後には、今後のサウジとイスラエルの国交正常化を見越すムハンマドの思惑も指摘された。
ただ、サウジは「八方美人外交」を行い、アメリカと友好関係を築く一方で、23年には中国の仲介でイランとの外交関係を正常化させた。
イスラエルとアラブ諸国の関係構築を進めたいトランプと、ガザ戦争を受けてパレスチナ国家の樹立を主張するムハンマドがどう「ディール」するかは、今後の中東の安定を大きく左右する。
若き指導者がどんな外交ビジョンを描くのか、その手腕に注目だ。
-
東京/外資系投資銀行のオフィス受付/未経験OK!想定年収322万円~ 土日祝休 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~30万円
- 正社員
-
東京/外資系企業/受付・事務/未経験OK・英語活かせる・月26万~ 20代・30代活躍中/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給26万円~32万円
- 正社員
-
外資系メーカー営業「正社員/土日祝休み/年間休日125日」グローバル環境で活躍
株式会社ナチュラルカラー
- 東京都
- 月給26万5,000円~30万円
- 正社員
-
外資系メーカー営業「正社員/土日祝休み/年間休日125日」グローバル環境で活躍
株式会社ツミキ
- 東京都
- 月給26万5,000円~30万円
- 正社員