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「トランプ転がし」の名人、安倍に勧める5つの秘策
(5)対ロ関係
ロシアのプーチン大統領はトランプの理想の人物だ。日ロ間には懸案の北方領土問題があるが、安倍とプーチンの良好な個人的関係はトランプから見た安倍に特別なオーラを与えている可能性がある。安倍はプーチンに気に入られているとトランプが判断すれば、まちがいなく「後光効果」が期待できるはずだ。
安倍は貿易と安全保障の両面から、日米同盟の維持を優先課題にしている。トランプ外交ははったりの連続で、恐ろしく型破りだが、世界唯一の超大国の指導者として日本に与えられるものは多い。トランプに計算された戦略はないので、アメリカからより大きな利益を引き出すためには、この人物との関係のうつろいやすさをよく理解する必要がある。
安倍はこれまでのところ、非常にうまくやっている。上に挙げた5つのポイントを着実に実行すれば、単なる「トランプ転がし」の名人にとどまらず、国際政治の舞台で最も印象的なプレーヤーになれるだろう。
<本誌2019年6月4日号掲載>

※6月4日号(5月28日発売)は「百田尚樹現象」特集。「モンスター」はなぜ愛され、なぜ憎まれるのか。『永遠の0』『海賊とよばれた男』『殉愛』『日本国紀』――。ツイッターで炎上を繰り返す「右派の星」であるベストセラー作家の素顔に、ノンフィクションライターの石戸 諭が迫る。百田尚樹・見城 徹(幻冬舎社長)両氏の独占インタビューも。
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