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この2年ですっかり民主党のキーパーソンとなった、オカシオコルテスの存在感
バイデン候補はAOCを自陣営における「気候変動タスクフォース」の共同議長に指名しています。共同というのは、2人いる議長が共同で議論をリードするという意味であり、もう1人はジョン・ケリー元国務長官(2004年の大統領候補)です。ケリー氏にはどちらかと言えば、環境外交の視点が期待されているようで、AOCには国内政策の取りまとめが期待されています。
この環境政策ということでは、AOCはすでに「GND(グリーン・ニュー・ディール)」という政策パッケージを持っており、不成立となったものの、法案化までしていました。ですが、それはあくまで「コロナ以前」のものでした。今回、AOCに期待されているのは「コロナ危機とそれ以降」の問題としての「環境政策」ということになります。
そこで、AOCとしては、あくまでコロナの影響で抑制された化石燃料消費について「現状を凍結」する努力を打ち出すのか、それとも「環境と経済の両立」をさせながら「コロナ不況からの経済回復の道筋」を具体的な政策として打ち出していくのか、そこが大きな注目点になると思います。
そこでAOCが出しゃばり過ぎると、バイデン陣営の政策が左に寄り過ぎて中道票を失う可能性があります。反対にAOCの政策が骨抜きにされれば、ミレニアル票は失望してしまい、2016年にサンダース派の多くが棄権してトランプを勝たせた失策の二の舞になるかもしれません。いずれにしても、今回の予備選勝利で勢いづくAOCの動向に注目していきたいと思います。
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