これまで米兵から軽傷者や空爆のトラウマによる心的外傷で戦線離脱する者は出ているが、現状において死者は出ていない。しかし、犠牲者が出た時、アメリカがシリアにさらに深くコミットする転機にもなり得る。

オースティン国防長官は10月末、「もし(駐屯地への攻撃が)止まらないなら対応する用意がある」と発言した。

米ロが直接接触する危険という意味で、シリアはウクライナやガザより高い。そしてガザ危機はすでにこの地に飛び火し始めている。

シリアが今、大国間の危ういバランスの上にあることだけは確かなのだ。

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

※筆者の記事はこちら

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 AI軍拡の敗者と勝者
2026年8月25日号(8月18日発売)は「AI軍拡の敗者と勝者」特集。

ウクライナとイランの戦争が戦場の常識を変えた。時代遅れの大国アメリカをAIとドローンで凌駕する「あの国」

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます