コラム

駐留米軍への攻撃が急増...ウクライナとガザから緊張が飛び火、シリアで高まる脅威とは?

2023年11月14日(火)14時15分

これまで米兵から軽傷者や空爆のトラウマによる心的外傷で戦線離脱する者は出ているが、現状において死者は出ていない。しかし、犠牲者が出た時、アメリカがシリアにさらに深くコミットする転機にもなり得る。

オースティン国防長官は10月末、「もし(駐屯地への攻撃が)止まらないなら対応する用意がある」と発言した。

米ロが直接接触する危険という意味で、シリアはウクライナやガザより高い。そしてガザ危機はすでにこの地に飛び火し始めている。

シリアが今、大国間の危ういバランスの上にあることだけは確かなのだ。

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

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プロフィール

六辻彰二

筆者は、国際政治学者。博士(国際関係)。1972年大阪府出身。アフリカを中心にグローバルな政治現象を幅広く研究。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、日本大学などで教鞭をとる。著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『世界の独裁者 現代最凶の20人』(幻冬舎)、『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、共著に『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房)、『地球型社会の危機』(芦書房)、『国家のゆくえ』(芦書房)など。新著『日本の「水」が危ない』も近日発売

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