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サッカー女子W杯で大健闘のイングランドと、目に余る「男子ならあり得ない」光景の数々
僕が女子サッカーに注目しだしたきっかけの1つは、なでしこジャパンだった。2012年ロンドン五輪で、あらゆる競技のチケットが売り切れだったのに、聖地ウェンブリー・スタジアムで行われる、2011年W杯優勝チーム(!)の準決勝試合、次いで決勝(‼)のチケットが割と簡単に手に入ったのは、僕にとって大きな「成果」だった。
何十年もの間、サッカー界は黒人選手に対し、「巧み」で「天賦の才」があるが白人選手ほど頭脳的でない、などと見なす問題を抱えていた(よく使われた婉曲表現は、彼らは「戦術的に無知」)。この偏見に対抗しようと、メディアは黒人サッカー選手を解説者に昇格させることに力を入れ、彼らの解説を 「明晰」だと持ち上げた (あたかも自らの得意分野で明瞭に語れることが驚きの事実であるかのように)。
引退した元女子選手たちも、女子のみならず男子の試合の解説をするようになると、反発を招いた。まるで男子サッカーは彼女らの理解を超えたものだとでも言うように。
2018年に黒人元男子選手パトリス・エブラが黒人元女子選手のエニ・アルコのサッカー解説に拍手を送り、「よくできました」と言ったことは、そのあまりの皮肉さゆえに話題になった。その直後、エブラは男性解説者に「本当にすごい。彼女は男の僕たちよりサッカーをよく分かっているから、僕たちはもう用済みだな! 本当に感動したよ」と話した。おそらく彼は称賛したつもりだったのだろうが、あたかも賢いことをした子供に言ってやるような誉め方だった。
とはいえ、マイナス面ばかりに目を向けるのは間違いだ。概して、このW杯はいいニュースになった。男子イングランド代表が最後にW杯で優勝したのは1966年のこと。2023年は、それ以来で最もイングランドサッカーが優勝に近づいた年になった。
優勝を狙える位置にまで勝ち進んだとき、僕たちイングランド人は宗教的なまでの熱情を込めて言う。「フットボールが帰ってくる......ついに帰ってくる」
まあ、次回こそは、だ。
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