関税で大混乱時代「ファンドマネージャーは現金比率を調整している 」...個人投資家はどう備える?
株価が下がっているときに購入する口数が増える積み立て投資では、そこから上がったときにリターンが大きく出る。
「『下がっているときにやめてはいけない』が積み立て投資の大原則。下がっているときは、むしろ安く買えてラッキーだと思えるメンタリティが重要で、パニックになってやめないように」と語った。
藤野氏はまた、投資を始めた人が「やりがち」な悪手として「自分が買った価格を基準にして考える」ことを挙げる。
積み立て投資の強みは簿価(ぼか)が変動するところ。安いタイミングに株を買い、買い付けの平均単価を下げることで、少しの株価上昇で儲けを出せるようになるのだ。
そのため「自分が購入した価格から下がったら『やばい売りだ』」と考えるのではなく、マーケットの下落をエネルギーに変えている、と考えるべきだと語った。
(構成:ニューズウィーク日本版ウェブ編集部)
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