コラム

仕事は辛い?...プロ投資家が教える、無限に働いても「疲れないコツ」

2025年09月04日(木)18時03分
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長 藤野英人氏(YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」より)

レオス・キャピタルワークス代表取締役社長 藤野英人氏(YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」より)

<仕事は「自分の時間」をお金に換える「辛い時間」──仕事に追われる日々に疲弊する社会人は多いが、考え方を変えれば「無限に働ける」ようになる?>

「仕事は辛い」──オンとオフを明確に区切る社会人も多いが、資産運用会社レオス・キャピタルワークス社長の藤野英人氏がおすすめするのは、「全部オン」で「全部オフ」な働き方だ。

本記事では、レオス・キャピタルワークスが運営するYouTubeチャンネル「お金のまなびば!」の動画仕事が辛い?投資のプロが実践する『遊びと仕事をつなげる方法』の内容から一部を紹介する。

◇ ◇ ◇

自分で「時間を支配」する

一般的に仕事は「自分の時間をお金に換える作業」であり、「辛い仕事」でお金を得たあとはオフの時間で思い切り遊びたいという人が多い。しかし、藤野氏は仕事の中に学びや遊びを見つけ、自分の余暇時間の中で仕事につながる学びを常に探し続けることを推奨する。

「自分がしたいことではなく、誰かに強制されて自分の時間を使っている感覚が、多くの人のストレスになっている」と藤野氏は指摘する。

「人に支配されている時間ではなく、自分が支配している時間を増やす。自分の意思で自分の時間を使っていると思うことで、人生における徒労感や消耗する感じが減るんですよ」

「それで、どの時間も無駄ではなく、どの時間も楽しみになる」

プロフィール

藤野英人

レオス・キャピタルワークス 代表取締役会長兼社長、CIO(最高投資責任者)
1966年富山県生まれ。国内・外資大手資産運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年にレオス・キャピタルワークスを創業。日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用。投資啓発活動にも注力しており、東京理科大学MOT上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、日本取引所グループ(JPX)アカデミーフェロー、一般社団法人投資信託協会理事を務める。主な著書に『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)、『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『さらば、GG資本主義――投資家が日本の未来を信じている理由』(光文社新書)、『「日経平均10万円」時代が来る!』(日経BP 日本経済新聞出版)など。

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