埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題」』に書かれている実態
『おどろきの「クルド人問題」』著者は川口市の市長にも取材している KO-TORI-shutterstock
<なぜ多くのクルド人が解体業に従事するのか。地元の人たちはどう考えているのか。著者が川口市のウィークリー・マンションに暮らしながら取材し、描き出した実態は>
埼玉県川口市を舞台とした「クルド人問題」がしばしば話題に上る。記事の見出しを目にするだけで不快になるような事件もあるだけに、危惧すべき問題だと感じる。
その一方、クルド人を全面的に否定するような極論にも違和感を覚える。日本人にも善良な人とそうでない人が存在するが、当然ながらクルド人も同じだからだ。
フラットな視点を持つ必要があるわけだが、とはいえ客観性を保つために必要な情報が少なすぎるのもまた事実。そんな状態が続けば、根拠なき否定論がさらに肥大化する恐れもあるだろう。
だからこそ、『おどろきの「クルド人問題」』(石神賢介・著、新潮新書)には強く惹かれたのだ。著者が、川口市のウィークリー・マンションに暮らしながら取材を続け、さまざまな実態を浮き彫りにしたノンフィクションである。
クルド人は、中東北部の山岳地帯に住むイラン系民族。国を持たず、トルコ、シリア、イラン、イラクなどに4000万人ほどが暮らしている。このあたりの約52万平方メートルの地域は「クルディスタン」と呼ばれる。「国を持たない最大の民族」と、よく形容されている。(15ページより)
日本での難民申請には時間がかかるため、申請と再申請を繰り返しながら20年以上川口市で生活してきたクルド人もいるようだ。だが働かなくては生活できないため、多くの場合は仲間を頼って"先輩クルド人"が経営する解体業で働く。
問題は、そうやって長期間にわたり日本に滞在するクルド人の中に、問題を起こす人物もいるという現実だ。
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