最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(28日現在)

2020年5月28日(木)10時00分

米連邦準備理事会(FRB)は27日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による混乱を反映し、全米の経済活動は過去数週間で急激に低下したとの見方を示した。ニューヨーク市で24日撮影(2019年 ロイター/Andrew Kelly)

■NY州知事、州政府への連邦支援を要請 米景気回復に「不可欠」

米ニューヨーク州のクオモ知事は27日、新型コロナウイルス流行の打撃を受けた米経済の回復を後押しするため、連邦政府による州・地方政府への支援が不可欠との認識を改めて示した。

■米ボーイング、大幅人員削減に着手 計1.2万人以上

米航空機大手ボーイングは27日、米国内で計1万2000人以上の雇用を削減すると発表し、まず週内に6770人を対象に一時解雇を通知すると明かした。

■米経済活動は急低下、新型コロナによる混乱で=地区連銀報告

米連邦準備理事会(FRB)は27日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による混乱を反映し、全米の経済活動は過去数週間で急激に低下したとの見方を示した。

■米、コロナ禍で接客業は依然苦境 新環境に適応も=連銀総裁

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は27日、新型コロナウイルスの影響で飲食や宿泊など接客業が依然として苦境に陥っているものの、経済再開に伴い新たな環境に徐々に適応する企業も見られるという認識を示した。

■湾岸アラブ6カ国の新型コロナ感染者20万人超、1カ月足らずで倍増

ロイターの集計によると、湾岸アラブ6カ国での新型コロナウイルス感染者数が1カ月足らずで倍増し20万人を突破した。

■英経済、コロナ禍からの回復「長く困難」になる恐れ=中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は27日、英経済の新型コロナウイルス感染拡大による影響からの回復について、中銀の見通しよりも長い時間がかかるリスクがあるとの考えを示した。

■WHO財団を新設、新型コロナ対策向けの資金源確保で=事務局長

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を抑制する世界的な取り組みを主導する中で、資金不足回避に向け新たな資金源を確保するために、財団を新設すると発表した。

■ロシア大統領、新型コロナで「最悪シナリオ回避」 状況は安定

ロシアのプーチン大統領は27日、新型コロナウイルスへのタイムリーで的を絞った対応が効果を発揮し、状況は安定してきたと述べ、最悪のシナリオは回避できたという認識を示した。

■ディズニー、7月11日からフロリダ・テーマパークの段階的再開を計画

米娯楽大手ウォルト・ディズニーは27日、新型コロナウイルス流行によって閉鎖していたフロリダ州オーランドにあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」を7月11日から段階的に再開する計画を明らかにした。


【関連記事】
・コウモリコロナウイルス研究への助成中止、政治の気まぐれ介入に科学者は猛反発
・新型コロナ対策追加に伴う第2次補正予算案のまとめ
・経済再開が早過ぎた?パーティーに湧くアメリカ
・新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍、ラファ住民に避難促す 地上攻撃準備か

ワールド

ロンドンなどの市長選で労働党勝利、スナク政権に新た

ワールド

バイデン大統領は「ゲシュタポ政権」運営、トランプ氏

ワールド

ロシア、ゼレンスキー大統領を指名手配
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが...... 今も厳しい差別、雇用許可制20年目の韓国

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    翼が生えた「天使」のような形に、トゲだらけの体表...奇妙な姿の超希少カスザメを発見、100年ぶり研究再開

  • 4

    こ、この顔は...コートニー・カーダシアンの息子、元…

  • 5

    ウクライナがモスクワの空港で「放火」工作を実行す…

  • 6

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 7

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 8

    単独取材:岸田首相、本誌に語ったGDP「4位転落」日…

  • 9

    マフィアに狙われたオランダ王女が「スペイン極秘留…

  • 10

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 5

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 6

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 7

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 8

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中