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新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている

2020年5月25日(月)11時25分
ニューズウィーク日本版編集部

OLEG ELKOV/ISTOCK

アメリカでの新型コロナウイルスによる死者は9万人以上。

そのうち人種・民族的背景が明らかになっている88%について分析したところ、黒人の死亡率が際立って高い実態が浮き彫りになった。

黒人の死者の割合が2000人に1人なのに対し、アジア系と中南米系は4300人に1人で、白人は4700人に1人。つまり黒人の死亡率は白人の約2.4倍も高い。

こうした差異が生じる明確な原因はまだ不明だが、人口密集地や大家族で暮らす人が多いといった住環境、サービス業従事者が多い、有給の病気休暇が取りにくいなどの職場環境、無保険者や慢性疾患患者が多いといった健康面の課題が考えられる。


■2000人に1人

黒人が新型コロナウイルスで死亡する割合


■4700人に1人

白人が新型コロナウイルスで死亡する割合


■約2.4倍

白人と比較した黒人の死亡率


<2020年6月2日号掲載>

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