最新記事
マナー

「短い脚じゃ無理...」飛行機で「身長2mの女性」が隣の乗客を起こさず移動する映像、「失礼だし礼儀正しい」と話題に

Laughter at What 6.5-Foot Plane Passenger Does To Avoid Waking Neighbor Up

2025年8月12日(火)15時55分
スー・キム
エアカナダの旅客機

John McArthur-Unsplash

<通路側で眠る乗客を起こすのは申し訳ない──そんな飛行機での悩みを解決した女性の動画に称賛の声>

飛行機内で、背の高い女性が隣の乗客を起こさないように通路へ出る様子を捉えた動画がTikTokで話題になっている。

【動画】「短い脚じゃ無理...」飛行機で「身長2mの女性」が隣の乗客を起こさず移動する映像が話題に

映像には、身長約2メートルとされる女性が、通路側で眠っている乗客を起こさないよう、慎重にまたいで移動する姿が映っている。7月30日に@anna_haakが投稿したこの動画は、再生回数が270万回を超えた。

動画では「通路側の人を起こしたくないとき」とテキストが表示され、キャプションには「そしてあなたは身長2メートル」と添えられている。

コミカルな場面として拡散された一方で、動画はエコノミークラスの座席間隔の縮小や、背の高い乗客にとっての快適性や健康への影響といった長年の課題にも光を当てた。

2019年1月に国際産業人間工学ジャーナルで発表された研究は、航空機内での動きの制限によるリスクを調査した。研究者らは、狭い座席環境が深部静脈血栓症や肺塞栓症といった健康問題を悪化させる可能性があると結論づけている。これらの症状は総称して「エコノミークラス症候群」と呼ばれることが多い。

研究では、世界的に体格や身長が伸びている現状を航空機座席の設計に反映すべきだと強調。推奨される最低レッグルームは68.1~70.1センチメートル、座席幅は50.2~52.3センチメートルとされ、シートピッチやレッグルーム、座席幅に関して国際的に規制された基準の導入を求めている。

東京アメリカンクラブ
一夜限りのきらめく晩餐会──東京アメリカンクラブで過ごす、贅沢と支援の夜
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:最高値の日本株、株高持続の見方 米株や国

ビジネス

独ZEW景気期待指数、8月大幅悪化 米関税合意に失

ワールド

中国、エヌビディアH20半導体の使用回避を国内企業

ワールド

ウクライナは将来決める自由持つべき、欧州が声明 米
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入する切実な理由
  • 2
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客を30分間も足止めした「予想外の犯人」にネット騒然
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 5
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 6
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 7
    なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋…
  • 8
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 9
    「靴を脱いでください」と言われ続けて100億足...ア…
  • 10
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 8
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中