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新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(20日現在)

2020年5月20日(水)10時00分

トランプ米大統領は19日、連邦政府機関に規制撤廃を指示する大統領令に署名した。新型コロナウイルス流行の影響からの「経済回復を妨げる不必要な規制」を排除するためという。ホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/LEAH MILLIS)

■米、ブラジル渡航禁止を検討=大統領

トランプ米大統領は19日、新型コロナウイルスの感染が拡大しているブラジルへからの渡航禁止を検討していると述べた。

■米モデルナのワクチン治験データ、有効性示すには不十分=報道

バイオ医薬大手の米モデルナが開発を進める新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、初期段階での小規模治験データは有効性を評価する上で重要な意味を持たないと、医科学メディア「スタット(STAT)」が19日、専門家の話として報じた。

■トランプ氏、規制撤廃へ大統領令に署名 経済回復支援で

トランプ米大統領は19日、連邦政府機関に規制撤廃を指示する大統領令に署名した。新型コロナウイルス流行の影響からの「経済回復を妨げる不必要な規制」を排除するためという。

■米失業率、年末時点で2桁台にとどまる可能性=ボストン連銀総裁

米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて消費者が公衆衛生に懸念を持っている間は、企業は需要低迷に直面するとの見方を示した。また、失業率は今年の年末も2桁台にとどまる公算が大きいと述べた。

■米のコロナ対策は効果発揮、財務長官とFRB議長が議会証言

ムニューシン米財務長官と連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が19日、上院銀行委員会で証言し、新型コロナウイルスに関する一連の経済対応は効果を発揮しているという認識を示した。

■今年の国連総会、各国首脳のビデオ声明で開催も 事務総長が提案

国連のグテレス事務総長は、国連本部があるニューヨークは新型コロナウイルス感染の震源地となっており、渡航できる可能性が「かなり低い」ため、今年9月に開催予定の第75回国連年次総会に加盟各国の首脳がビデオ声明を送ることを提案した。

■コロナワクチンは平等配布を NY知事、大統領にも暗に「口撃」

米ニューヨーク州のクオモ知事は19日、新型コロナウイルスワクチンは貧富を問わず全ての人に平等に配布されるべきという考えを示した。また、危機時はツイッターの投稿でなく能力に基づいた統率が必要と述べ、トランプ大統領を暗に批判した。

■仏ルノー、50億ユーロの政府保証融資で合意=関係筋

仏自動車大手ルノーは、新型コロナウイルス危機に対応するため、50億ユーロの政府保証融資を受けることで銀行団と合意した。事情に詳しい関係筋が19日、ロイターに明かした。


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