最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(20日現在)

2020年5月20日(水)10時00分

■台湾の蔡総統に祝意 米国務長官、政権2期目迎え

台湾の蔡英文総統が20日に2期目入りするのを控え、ポンペオ米国務長官は19日、総統に祝意を示すとともに、新型コロナウイルスを巡る政権の対応を評価した。台湾は信頼できるパートナーとも強調した。

■米、畜牛輸入巡る貿易協定の破棄検討すべき=トランプ大統領

トランプ米大統領は19日、米国は畜牛の輸入に関する貿易協定の破棄を検討すべきとの見解を示した。連邦政府は新型コロナウイルス発生の影響を受けた農業生産者の支援に取り組んでいる。

■カナダと米国、不要不急の渡航禁止を再延長=加首相

カナダと米国は新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施している不要不急の渡航の禁止を30日間延長することで合意した。カナダのトルドー首相が19日、明らかにした。

■欧州委、1兆ユーロ超の復興計画提示へ 融資と交付で=幹部

欧州委員会のドンブロウスキス副委員長は19日、欧州委は融資と交付金による1兆ユーロ超の新型コロナウイルス復興計画を来週27日に提示すると発表した。

■WHO総会、新型コロナ対応検証を決議

世界保健機関(WHO)総会は19日、新型コロナウイルスへの国際対応を検証することなどを求める決議案を採択して閉幕した。米国を含め加盟国194カ国から決議案への反対はなかった。

■スペイン、イタリア発の直行便受け入れ再開 緊急事態宣言は延長

スペインは、新型コロナウイルス流行を受けて3月11日から導入しているイタリア発の航空便や船舶の受け入れ禁止措置を解除した。ただ、クルーズ船の運航停止や海外からの渡航者への一時隔離措置は維持する。

■米などの台湾支持「世界的なコロナ対応損ねる」、中国が非難

中国の陳旭・国際機関代表部大使は19日、米国などが台湾への支持を表明していることは、新型コロナウイルスへの世界的な対応を損ねるものだとして非難した。

■米政権、コロナ治療薬国内生産に3.5億ドルの契約 外国依存脱却

トランプ米政権は新型コロナウイルス感染症の治療薬などのほか、供給が不足している一部医薬品の国内生産に向け、米バージニア州に本社を置くフロウ(Phlow Corp)に4年間で3億5400万ドル支払う契約を締結した。

■英の新型コロナ死者約4.3万人、介護施設で1万人突破

英国で確認された新型コロナウイルス感染症による死者数が約4万3000人に達した。英国は欧州で新型コロナ被害が最も深刻になっている。


【関連記事】
・緊急事態宣言、31日前に解除も 21日に専門家から意見=菅官房長官
・トランプ、米政府スタッフ感染を機にコロナ予防のため危険な未承認薬を服用していた
・東京都、新型コロナウイルス新規感染5人 5日連続で20人以下
・第2次補正予算は13兆円前後か 一律現金給付第2弾は見送りも家賃支援に増額圧力

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:コロナの次は熱波、比で再びオンライン授業

ワールド

アングル:五輪前に取り締まり強化、人であふれかえる

ビジネス

訂正-米金利先物、9月利下げ確率約78%に上昇 雇

ワールド

ゴア元副大統領や女優ミシェル・ヨー氏ら受賞、米大統
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 7

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 8

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 9

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 10

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中