最新記事

感染症対策

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(2日現在)

2020年4月2日(木)17時30分

米ニューヨーク州のクオモ知事は1日、ニューヨーク市内の公園を全て閉鎖すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大抑止を目的とする規則を守らずに、若者が集まることを阻止することが狙い。ニューヨークのブルックリンで撮影(2020年 ロイター/STEFAN JEREMIAH)

■トランプ氏、新型コロナ巡る中国の統計は「やや少ない」 中国は反論

トランプ米大統領は1日、中国が公表している新型コロナウイルスの感染状況に関する統計について、「やや少ない」ようだとの見解を示した。一方、トランプ大統領の補佐官は政府として中国の統計が正確かどうか判断できないと指摘した。

■中国国内線の運航便数、3月は20.5%増 新型コロナ前の半分以下

中国民用航空局(CAAC)は2日の会見で、3月の国内線の1日当たりの運航便数が前月比で20.5%増加し6533便となったものの、新型コロナウイルス感染拡大前の水準の42%にとどまっていることを明らかにした。

■新型コロナ、世界の死者4.7万人に迫る 感染者93.5万人

ロイターの集計によると、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で93万5000人を超え、死者は4万6906人となった。

■中国本土の4月1日の新型コロナ新規感染者は35人、全員が海外感染

中国国家衛生健康委員会の2日の発表によると、中国本土での4月1日の新型ウイルスの新たな感染者は35人で、全員が海外での感染だった。3月31日の新たな感染者は36人だった。

■ムーディーズ、シンガポールの銀行の格付け見通し「ネガティブ」に

米格付け会社ムーディーズは2日、シンガポールの銀行セクターの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。

■メキシコ経済、今年最大3.9%のマイナス成長 新型コロナで=財務省

メキシコ財務省は1日、予算の指針となる年次経済報告の中で、2020年にメキシコ経済が最大3.9%のマイナス成長になるとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大の多大な影響を織り込んだ数字だと説明した。

■豪、保育所を6カ月間無料に 事業活動の存続を支援

オーストラリア政府は2日、保育所を6カ月間無料にする政策を発表した。同国で新型コロナウイルス感染拡大ペースが鈍化の兆候を見せるなか、事業活動の存続を支援する。

■インドネシア中銀、FRB・人民銀と通貨スワップ協定巡り協議中

インドネシア中銀のペリー総裁は2日、投資家向けの会見で、同中銀が米連邦準備理事会(FRB)と通貨スワップ協定を結ぶ可能性を「集中的に協議している」と語った。

■米ボーイング、新型コロナ受け早期退職優遇制度を提案へ=関係筋

米航空機大手ボーイングは従業員に対し、早期退職優遇制度を提案する方針だ。事情に詳しい関係筋2人が1日に明らかにした。新型コロナウイルス大流行に伴う財務悪化を受けたもの。

■サウジ、原油市場安定へ協力を支持 動揺の原因はロシア=湾岸筋

サウジアラビア政府の見解に詳しい湾岸国の高官は2日、サウジは原油市場の安定を目的とした産油国間の協力を支持していると述べた。その上で、ロシアが3月に協調減産の拡大に反対したことが市場の動揺を引き起こしたと主張した。

■韓国議会の選挙運動始まる、新型コロナ対策が大統領に追い風

韓国で4月15日投開票の国会議員総選挙に向けた選挙運動期間が2日から始まり、新型コロナウイルス感染拡大抑制対策が文在寅大統領の追い風になっている。

■マレーシア医療手袋大手、世界的な「コロナ需要」で深刻な人手不足

世界最大の医療用手袋メーカーであるマレーシアのトップ・グローブ・コープが、深刻な人手不足に苦慮している。米国などで新型コロナウイルスの感染が拡大して医療用防護用品が不足し、需要が大幅に増加しているためだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国当局、エヌビディア H20半導体の使用回避を国

ビジネス

日経平均は最高値、一時1100円超高 米関税や業績

ワールド

豪中銀、全会一致で予想通り利下げ 追加緩和の必要性

ビジネス

英雇用6カ月連続減少、賃金は高い伸びを維持 中銀に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入する切実な理由
  • 2
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客を30分間も足止めした「予想外の犯人」にネット騒然
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 5
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 6
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 7
    なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋…
  • 8
    「靴を脱いでください」と言われ続けて100億足...ア…
  • 9
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 10
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 8
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中