米新興ニンバス、イーライリリーと肥満症経口薬の開発で提携
イーライリリーのロゴ。2020年9月17日、カリフォルニア州サンディエゴで撮影。REUTERS/Mike Blake
[6日 ロイター] - 米バイオ新興ニンバス・セラピューティクスは6日、製薬大手イーライリリーと人工知能(AI)を活用した肥満症およびその他の代謝性疾患向けの新たな経口治療薬の開発で、複数年にわたる研究・ライセンス契約を締結したと発表した。
イーライリリーはニンバスに対し、前払い金と短期目標の達成に応じたマイルストーン収入合わせて5500万ドルを支払い、さらに開発・商業化目標の達成に応じたマイルストーン収入として追加で13億ドルを支払う。また薬剤が承認された場合、世界の売上高に応じたロイヤルティーを支払う。
ニンバスは2022年にAIを用いて開発した乾癬治療薬を武田薬品工業に最大60億ドルで売却した。同薬は最近、2つの後期臨床試験に成功し、武田は今年中に承認申請を予定している。
ニンバスは自社のAIを利用して薬剤候補を特定する一方、イーライリリーは代謝性疾患の専門知識を提供することで、服用しやすい肥満症の飲み薬の開発に取り組む。
米食品医薬品局(FDA)が近い将来、動物実験を削減する取り組みに沿って、製薬各社はより迅速かつ低コストに結果を得るために、創薬や安全性試験においてAIの採用を進めている。





