プラダを動かした、コルハプリ職人たちの声...「文化の盗用」か「世界的チャンス」か?
それでもプラダが引き起こした論争が、コルハプリに新たな息吹を与えつつある。ガンジー氏は現在、プラダと共同ブランドによる限定版サンダルの開発を協議している。
コルハプリ職人のアショク・ドイプホデさん(50)も「プラダ効果」に望みをつなぐ1人だ。これまで1日9時間も縫製作業に勤しんでも販売価格は1足わずか400ルピー(5ドル)だったが、プラダの効果で単価が上昇することに期待を込める。
ドイプホデさんは「プラダのような大企業が参入すれば、私のような熟練工は良い値付けを得られるようになる」と語った。


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