最新記事
感染症対策新型コロナウイルス感染拡大防止でイベント中止・休館を発表した主な企業・団体まとめ
新型コロナウイルスを巡る現在の状況をまとめた。写真は都庁(2020年 ロイター/Athit Perawongmetha)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、イベントの中止や休館、対策などを発表した主な企業、団体は以下の通り。
◎常磐興産
スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)の日帰り施設を4日から15日の予定で臨時休園。
◎吉本興業
2日から当面の間、全ての公演を中止または延期。再開時期は、今後の状況を注視して判断する。
◎宝塚歌劇
宝塚歌劇の公演を2月29日から当面の間、中止(星組宝塚大劇場、雪組東京宝塚劇場は8日まで)。
◎東京ズーネット
上野動物園(東京都台東区)と葛西臨海水族園(東京都江戸川区)は2月29日から3月15日まで臨時休園。
◎富士急行
富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)を3月1日から8日まで臨時休園。
◎よみうりランド
よみうりランド(東京都稲城市・神奈川県川崎市多摩区)を2月29日から3月15日まで臨時休園。
◎ACM
横浜アンパンマンこどもミュージアム(神奈川県横浜市西区)を2月29日から3月15日まで臨時休館。
◎ユー・エス・ジェイ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪府大阪市此花区)を2月29日から3月15日まで臨時休業。
◎J.フロント リテイリング
大丸松坂屋百貨店の全店を対象に3月3、10、17、24日(いずれも火曜日)を臨時休業。3月に開催予定の一部大型催事も中止などの対応を検討している。
◎JR東日本、JR西日本
JR東日本は鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)を2月29日―3月15日、東京ステーションギャラリー(東京都千代田区)・旧新橋停車場(東京都港区)・青梅鉄道公園(東京都青梅市)を29日―3月16日まで臨時休館・休園。JR西日本は京都鉄道博物館(京都府京都市下京区)を29日から3月15日まで、臨時休館。
◎森ビル(東京都港区)
森美術館や森アーツセンターなどの施設を2月29日から3月13日まで臨時休館。
◎コニカミノルタ
子会社のコニカミノルタプラネタリウムが、千代田区・豊島区・墨田区にある直営3館を2月29日から3月15日まで臨時休館。オンライン決済を行ったチケットの払い戻しはコニカミノルタプラネタリウムが行い、窓口購入の場合は営業再開後に窓口で返金する。
◎ソニー
子会社のソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する「スヌーピーミュージアム」(東京都町田市)と「ソニーミュージック六本木ミュージアム」(港区)を、2月29日から3月13日まで臨時休館。
◎オリエンタルランド
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを2月29日から3月15日まで臨時休園。開日は現時点で3月16日を予定しているが、関係機関と連絡し改めて発表する。
◎松竹
3月2日から予定していた東京・歌舞伎座「三月大歌舞伎」を10日まで、京都・南座、大阪松竹座の公演を4日から10日まで中止。購入済みチケットは代金の払い戻しに応じる。11日以降の公演は実施する予定。
◎東宝
子会社のTOHOシネマズは2月27日、体調不良や来場を取りやめる利用者について、当面の間、チケットの払い戻しを受け付ける。発熱、せきなどの症状がある場合は、来場を控えるよう求める。
◎エイベックス
所属アーティストの全公演の開催を3月11日まで自粛。12日以降の公演は関係機関の発表や情勢を踏まえて改めて公表する。
◎サンリオ
サンリオピューロランド(東京都多摩市)を、2月22日から3月12日まで臨時休館。13日の再開を予定しているが、感染状況や行政当局からの情報を見極めた上で検討する。
《その他》
◎広島平和文化センター(公益財団法人)
広島平和記念資料館(広島県広島市中区)を2月29日から3月15日まで臨時休館。
◎国立文化財機構(独立行政法人)
東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館、奈良文化財研究所の公開施設(飛鳥資料館、平城宮跡資料館、藤原宮跡資料室)を、2月27日から3月15日まで臨時休館。16日以後の予定は、今後の状況を踏まえ改めて発表する。
◎日本スポーツ協会(公益財団法人)
日本オリンピックミュージアム(東京都新宿区)を2月27日から3月16日まで臨時休館。
◎徳間記念アニメーション文化財団(公益財団法人)
三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)を2月25日から3月17日まで臨時休館。
*内容を追加しました。
【関連記事】
・新型コロナウイルス感染広がるイタリア ローマ法王が病もバチカン重病説を否定
・新型コロナウイルスの流行で中国は野生動物を食べなくなるか
・世界経済を狂わせる新型コロナウイルスの脅威──最大の影響を受けるのは日本
2020年3月10日号(3月3日発売)は「緊急特集:新型肺炎 何を恐れるべきか」特集。中国の教訓と感染症の歴史から学ぶこと――。ノーベル文学賞候補作家・閻連科による特別寄稿「この厄災を『記憶する人』であれ」も収録。