- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- ニューハンプシャー州予備選敗北で、ヘイリーが仕掛け…
ニューハンプシャー州予備選敗北で、ヘイリーが仕掛ける一発逆転策とは?
では、どうしてヘイリー候補は「敗北宣言」を行わなかったかというと、選対の関係者への取材としてCNNは次のような解説を流しています。まず「大口の献金がかなりあり、選挙資金はまだ潤沢」なのだそうです。その上でヘイリー候補は、「今度こそトランプ候補をテレビ討論に引っ張り出して一対一の対決をする」としています。この「一対一の勝負」に一発逆転をかけるというのが、彼女の戦略のようです。これを受けて、そもそもトランプが、これまで拒否し続けていたテレビ討論の場に出てくるのかがとりあえず注目されます。
ですが、アメリカ社会は「ニューハンプシャーでもトランプ勝利」という「事実」を前提として動き出しています。テレビ各局の特番では、焦点は「トランプが副大統領候補に誰を指名するのか?」という問題に移ったというコメントが飛び交っています。あくまで「自分に忠実で独裁や暴力を認める「トランプ主義者」から選ぶのか、それとも「共和党の本流に近い常識的な候補」を選ぶのかが焦点だというのです。また、バイデン大統領の選対周辺からは「これで、バイデン対トランプの一騎打ちとなる本選に焦点が移った」というようなコメントが飛び出しています。
その一方で、アイオワとニューハンプシャーで見せた「トランプの勢い」に対して、果たして「バイデンで勝てるのか?」という疑問の声が民主党内から湧いてくるかもしれないという見方もあります。むしろ、これからは大統領選の焦点としては民主党側の「トランプへの迎撃体制」が注目されるのかもしれません。

アマゾンに飛びます
2025年9月9日号(9月2日発売)は「豪ワーホリ残酷物語」特集。円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代――オーストラリアで搾取される若者のリアル
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
「体験格差」という言葉に覚える強烈な違和感 2025.08.27
日本の核武装コストは、どのように計算すれば良いのか 2025.08.20
被爆80年の今、真剣に議論しなければならないこと 2025.08.06
戦後80年に必要な3つのメッセージを考える 2025.07.30
参院選が引き起こした3つの重たい事実 2025.07.23
さらに複雑化したニューヨーク市長選の対立構図 2025.07.16
アメリカの保守派はどうして温暖化理論を信じないのか? 2025.07.09
-
大手外資系金融テクノロジー企業の受付 未経験OK・想定年収364万円~/東京 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給26万円~32万円
- 正社員
-
テレワークあり 外資系サーバー 構成見積支援業務 神保町駅
株式会社スタッフサービス ITソリューション
- 東京都
- 月給23万5,000円~
- 正社員
-
年休120日 土日祝休み 外資系金融企業の本社受付@港区/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~34万円
- 正社員
-
外資系企業のファシリティコーディネーター 未経験OK・将来の幹部候補/都内 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~36万円
- 正社員