コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

安倍外交、活発に外遊しても世界に認められない...「見える化」の処方箋

<世界の認知度が低いままの日本は、2020年の無秩序化する世界でどんな外交をするべきか。アメリカ、中国、韓国、そして北朝鮮――。難題を乗り越

2019.12.24
外交官の万華鏡 河東哲夫

世界が憧れた「アジアの時代」はなぜ幻に終わったのか

<政治も経済も世界の中心になると見られながら失速した原因と日本のサバイバル術とは> あるイギリスの学者が、後悔気味に筆者に語った。「これまで

2019.12.17
外交官の万華鏡 河東哲夫

「怒れる中間層」が復権させる社会主義は、今度こそ機能するのか

<格差拡大の不満は各国で社会主義の復権を引き起こしているが、それはかつてのソ連が実践していた思想とは違う> 香港の燃える大学に警官隊が突入す

2019.12.07
外交官の万華鏡

「桜を見る会」よりもポスト安倍の世界に目を向けよ

<総理大臣1人をすげ替えても意味はない。求められるのは欧米型民主主義からの脱却だ> 11月20日、安倍政権は日本憲政史上最長の政権となった。

2019.11.19
外交官の万華鏡 河東哲夫

霞が関が支配する日本の行政、シンクタンクに存在意義はない?

<アメリカでは絶大な力をふるう民間の政策集団であるシンクタンク。では日本のシンクタンクはどうか。その知られざる役割と限界を明かす。本誌「シン

2019.11.12
外交官の万華鏡 河東哲夫

安定の安倍政権が「最終章」で求められる必達事項は

<肝入りの政策は実現困難かもしれないがそれ以外にも課題は山積> 歴代最長の在任期間が見えてきた安倍政権も、任期はいよいよ残り2年を切った。こ

2019.11.06
外交官の万華鏡 河東哲夫

「こわもて」プーチンに下手に出ても日本はナメられるだけ

<西側の「差別」に見切りをつけたプーチン、ただその脆弱な経済は大国意識を支えられない> 2年ぶりにロシアを訪れた。ソ連崩壊後の混乱と自信喪失

2019.10.23
外交官の万華鏡 河東哲夫

「就活ばかり」日本の若者が世界に取り残される

<欧米のミレニアル世代がグローバルな課題に声を上げるなかで日本は「ガラパゴス」> この頃の世界を見ていると、何か新しいものがやって来るという

2019.10.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチンの国ロシアの「ざんねんな」正体

<独裁者が君臨するこわもてロシアの素顔は実は「ずっこけ」――この国に振り回されず、うまく付き合う方法は?> ロシアと言うとすぐ「おそロシア」

2019.10.03
外交官の万華鏡 河東哲夫

アメリカの肉食系企業が株主第一主義を悔い改める訳

<米国版経団連の社長たちが突然「改心」したのは、2020年大統領選で批判の的にされるのを防ぐため> ディズニーの映画『ライオン・キング』では

2019.09.12
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バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

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