「出直し」韓国大統領選で、与党の候補者選びが大分裂・大迷走した根本的理由
韓国大統領選挙の「最大の変数」は
1つは彼らが自らに与えられた時間を読み誤ったことである。韓国における大統領選挙では通常、半年以上前から各党の予備選挙が実施され、候補者も早期に選出される。それから他党や無所属の候補者との間で調整を行うのは難しくないが、今回の選挙は大統領弾劾による特殊なケースで、憲法の規定により大統領罷免確定から60日以内に新大統領の選出を終えなければならなかった。
2つ目は弾劾政局において、与党が一貫して弾劾反対の姿勢を見せたことである。尹の弾劾に反対する以上、来るべき大統領選挙に備えた準備を公式に行えず、ただでさえ突出した人気を有する大統領候補を持たない与党の選出は遅れた。金文洙を候補者に選出した党大会は5月3日。候補者登録開始は5月10日だから、わずか1週間の間に調整を行い、候補者たちが納得できる結果を出すのは最初から無理があった。
ここに、与党のジレンマが見て取れる。社会が両極化する中で、保守・進歩両勢力の中でも「左端」「右端」に位置する人が増えている。だからこそ与党指導部は党の団結を守るために、より支持層の多い「右端」に軸足を移した。しかし、その右旋回こそが逆に弾劾反対への固執を招き、大統領選挙への準備を遅れさせ、調整のために時間を取ることを不可能にした。
こうして「右旋回」により力を得た「右端」勢力は、党指導部の統制を離れて独自の行動を開始した。この状況が続けば、待ち受けるのは大統領選挙での大敗である。
与党、そして韓国の保守勢力はこの困難な状況下で団結を回復できるのか。そして、誕生の可能性が高まる進歩派政権に緊張感を与えうる「有力な対抗者」の地位を得ることができるのか。来たる韓国大統領選挙の最大の変数になりそうだ。
アマゾンに飛びます
2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
韓国代表がWBCで「惨敗」したのには理由がある 2026.03.19
BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている 2026.02.28
高市早苗&李在明の想定外な「蜜月」は、いつまで続く? 2026.01.31
日韓両国で窮地に追い込まれた旧統一教会、韓国での実態は日本とこれだけ違う 2025.12.25
首相退陣目前の「石破談話」は、「河野談話」の二の舞になりかねない 2025.09.17
李在明外交に潜む「同盟派」vs「自主派」の路線対立とは? 2025.07.16
韓国大統領選の詳細分析:李在明は本当に「圧勝」だったのか? 2025.06.21
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
外資系企業向けの会計税務スタッフ/簿記2級/経験不問/在宅応相談/フレックス
株式会社JCアカウンティング
- 東京都
- 月給21万円~28万円
- 正社員
-
人事マネージャー候補/外資系大手オンラインメディア企業
株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 東京都
- 年収750万円~950万円
- 正社員
-
英語力を活かし外資系法律事務所で成長できる「パラリーガル」国際M&A・企業法務大型案件で専門性を磨く
有限会社フレッシュフィールズ
- 東京都
- 年収~1,200万円
- 正社員






