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「ヨーロッパは敵」認定でコロコロ変わるロシアの「国家の物語」...欧露対立は「トランプ取り合い」の様相に
和平合意は天国への道
ウクライナ戦争は、欧州の戦争である。
とはいえ、ウクライナの命運はいまだアメリカに、トランプ大統領にかかっているのだ。
そのトランプ大統領は21日、フォックス・ニュースの番組『フォックス・アンド・フレンズ』に電話出演した。
そこで「私は戦争を終わらせたい」と述べ、その理由として以下のように語った。
「我々はアメリカ人や兵士の命は失っていない。我々は、ロシア人とウクライナ人の命を失っているのだ。大半は兵士だ。ミサイルが間違った場所に落ちたり、キーウなどの街に落とされたりして死んだ(民間の)人もいる」
「でも、週に7000人の命を救うことができるなら......私は可能なら天国に行きたいし、そう努力したい」
「私はあまり上手くやっていないと聞こえてくる。私は本当に(神から見て)一番下の地位だ。でも、もし天国に行けるのなら、和平合意の実現が理由の一つになるだろう」
トランプがノーベル平和賞を切望しているのは現世の欲かもしれない。しかし彼は神を心から信じているように見え、たとえ自分と関係のない外国人であっても、人が死ぬことに心を痛める人間のようだ。
こんなトランプと、ソ連に生まれソ連の諜報機関KGBの出身であるプーチンとでは、あまりにも違いすぎる。
「和平合意」という聞こえの良い名の下で、2人は完全に同床異夢である。
79歳のドナルド・トランプが、この世界に自分の理解を完全に超えた人間がいることに気づいたら、その時どうするのだろうか。人間として、そして世界一の大国の大統領として。
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