FRB、関税巡る不透明感で「様子見姿勢」=ミネアポリス連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は24日、このところのインフレ指標でデフレ進行が示唆されているものの、関税措置でこうした状況が変化するのか、連邦準備理事会(FRB)は時間をかけて見極めようとしていると述べた。2024年5月撮影(2025年 ロイター/David Swanson)
[24日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は24日、このところのインフレ指標でデフレ進行が示唆されているものの、関税措置でこうした状況が変化するのか、連邦準備理事会(FRB)は時間をかけて見極めようとしていると述べた。
カシュカリ総裁は、関税が物価情勢に何をもたらすか確信する前に、経済が受ける可能性のある影響について一段と明確な見通しを得る必要があるとして、FRBは基本的に様子見姿勢を取っていると指摘。「政策見通しを大幅に変更する前に、実際に何が起きているのか時間をかけて把握しようとしている」と語った。