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米軍によるイラン攻撃の目的は「TikTok映え」? 「トランプが一人でこの演出、計画、決行日を決めた」

ALPHA MALE BOMBING

2025年7月4日(金)14時35分
サム・ポトリッキオ(本誌コラムニスト、ジョージタウン大学教授)

今回の攻撃は政権側の主張ほど成功していないとの報道もあるが、イランの核武装を少なくとも短期的には遅らせる効果はあったようだ。しかし長期的にはどうか。この空爆の先にあるのは何か。

この先の中東地域、そして国際社会がどうなるかは、およそ予測不可能な2人の男の決断次第だが、1つだけ確かなことがある。今回の爆撃を見れば、どこの国も一刻も早い核武装を目指すということだ。


ロシアとウクライナの戦争も今回のイラン爆撃も、外敵からの攻撃に対する唯一かつ真の抑止力は実証済みの核戦力を保有することであることを改めて示している。

トランプ政権の下では、同盟国もアメリカの「核の傘」を信じてはいられない。一方で中国やロシアは領土的野心をむき出しにしているし、イスラエルもイランを粉砕する意欲をあらわにしている。こうなれば、自衛のために核爆弾を手に入れようと考える国が増えるのは当然だ。

近い将来にイランとアメリカが何らかの合意に達したとしても、その前にサウジアラビアやトルコのような国々は核兵器の開発に向けて走り出している可能性が高い。

それだけではない。貿易戦争でアメリカと対峙する中国が、政治的にも神経をとがらせるだろう。イランに先制攻撃を仕掛けたアメリカなら、いつ「台湾防衛」の名目で中国本土に爆弾を落とすか分からないからだ。

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