最新記事
英王室

キャサリン妃の母親が見舞われた「ピンチ」の瞬間...ウィリアム皇太子が颯爽と救い出したシーンが話題に

Moment Prince William Rescued Princess Kate's Mom in Photos

2024年6月23日(日)13時00分
ジェームズ・クロフォード=スミス
キャサリン妃の母親のピンチをウィリアム皇太子が救う

Stefan Wermuth-Reuters

<ロイヤル・アスコットの最中、ハプニングに見舞われたキャロル・ミドルトンに救いの手を差し伸べたのはウィリアム皇太子だった>

英ウィリアム皇太子は6月19日(現地時間)、アスコット競馬場で、身動きできず困っている義母キャロル・ミドルトンに、自ら救いの手を差し伸べ、その瞬間が撮影されていた。キャロル・ミドルトンの娘であるキャサリン皇太子妃はがんの治療中で、このイベントは欠席していた。

■【写真】ウィリアム皇太子が、キャサリン妃の母親の「ピンチ」を救ったシーンが話題...「さすが!」とネット喝采

ウィリアム皇太子が出席していたのは、「ロイヤル・アスコット」。英バークシャー州にあるウィンザー城近くのアスコット競馬場で開催される、王室主催の伝統的な競馬の祭典だ。開催2日目のこの日は、王室からほかにもカミラ王妃を含む大勢の親族などが出席していた。そのなかにいたのが、キャサリン妃の両親、マイケルとキャロルのミドルトン夫妻だ。

ミドルトン夫妻の出席には注目が集まっていた。なぜなら、長女のキャサリン妃が3月に、がんと診断されて予防的な抗がん剤治療を受けていることを公表して以降、初めて公の場に姿を現したからだ。

キャサリン妃は6月15日、ロンドンで公務に復帰。チャールズ国王の公式誕生日を祝う閲兵式「トルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」に出席した。公の場に姿を見せたのは、昨年クリスマスに行われた、報道向けの公式撮影会以来だ。

キャロル・ミドルトンのハイヒールが......

ミドルトン夫妻はロイヤル・アスコットの会場で、ウィリアム皇太子のいとこでアン王女の娘ザラ・ティンダルや、アンドルー王子の娘ユージェニー王女といった王室メンバーと交流していた。

そんなイベントの最中、キャロル・ミドルトンは勝ち馬表彰式で歓談中に、気まずい瞬間を写真に撮られた。履いていたハイヒールのかかとが芝生に刺さり、動けなくなってしまったのだ。

すると、近くにいたウィリアム皇太子がやって来て手を差し伸べ、かかとが芝生から抜けるようキャロルを引っ張った。その瞬間をとらえたのは、ロイヤル・アスコットを取材していた報道カメラマンだった。写真を見ると、ウィリアム皇太子はちょっとしたハプニング発生で、朗らかに笑っている。

ウィリアム皇太子と義父母の関係が注目を集めたのは2023年。エリザベス女王の治世を描いたネットフリックスのドラマシリーズ「ザ・クラウン」最終第6シーズンで、ウィリアム皇太子とキャサリン妃のなれそめなどがドラマ化されたときだ。

劇中でキャロル・ミドルトンは、娘を未来の国王と結婚させようと目論む「ソーシャル・クライマー(上流階級の仲間入りを目指す人)」として描かれている。これが英国で批判を浴び、ソーシャルメディアでは「性差別的」で「男尊女卑」だと評された。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ENEOSHD、26年3月期予想を下方修正 原油安

ビジネス

アシックス、通期予想を上方修正 オニツカタイガー好

ワールド

米国で感謝祭休暇期間のバス・鉄道利用急増、航空便の

ワールド

英国、公共サービスのサイバー攻撃対策を強化へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入口」がついに発見!? 中には一体何が?
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「流石にそっくり」...マイケル・ジャクソンを「実の…
  • 8
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 9
    【銘柄】エヌビディアとの提携発表で株価が急騰...か…
  • 10
    【クイズ】韓国でGoogleマップが機能しない「意外な…
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中