最新記事
話題

1人だけ完全停止...バイデンの姿がテイラー・スウィフト界隈でミーム化 「これは私だわ」と共感の嵐

Taylor Swift, Joe Biden Meme Goes Viral

2024年6月18日(火)18時02分
ビリー・シュワブ・ダン
テイラー・スウィフトとジョー・バイデン大統領

Tinseltown-Shutterstock(Swift), Jonah Elkowitz-Shutterstock(Biden)

<周囲の人が音楽を楽しむ中、口元に笑みを浮かべながら1人だけ「静止」するバイデン大統領。「どこかおかしい」との声も挙がる動画が、スウィフティーの間では大人気>

6月10日にホワイトハウスでおこなわれた「ジューンティーンス(6月19日:米奴隷解放記念日)」のイベントでジョー・バイデン米大統領が動かずに立っている動画が、テイラー・スウィフト絡みのミームとなり、拡散されている。

【動画】1人だけ完全停止...テイラー・スウィフト界隈でミーム化したバイデンの姿

この動画はもともと、FOXニュースがX(旧ツイッター)にアップロードしたものだ。

イベントでカマラ・ハリス米副大統領を含む周りの人たちが音楽に合わせて踊っている間、バイデンが動かずに立っている様子が映っている。

この動画は最終的に、スウィフトのファンアカウント@thehopeofit4llによって、キャプション付きでリツイートされた。「『エラス・ツアー(Eras Tour)』で、テイラー・スウィフトが実在することに気が付いた私」。

本記事の執筆時点で、動画の再生回数は130万に達していた。

人々はコメント欄にこのツイートにどれほど共感しているかを書き込んでいる。ある人物は「笑。私も公演中ずっとそう思ってた。本物のテイラー・スウィフトだ。彼女が私と同じ場所にいる、って」とコメントした。

別の人物はこう振り返った。「私も、彼女が本物で、目の前にいることを5分ごとに思い出して、ずっと涙を流していた(泣き顔の絵文字)」

さらに別の人物は「(あの動画は)本当に私みたい。一緒に歌わずに、時々ただ彼女を見つめていた。ただその体験を味わっていた。間違いなくあのように(バイデンのように)見えていたと思う(泣き顔の絵文字)」と共感している。

一方、この動画がどれほど異常かを指摘する人もいた。

あるXユーザーは「なぜ彼はまばたきをしないのだろう?」と問い掛けている。また、別のユーザーは「彼は入れ歯の接着剤を間違えたように見える」とコメントをした。

バイデンは以前から、公の場での振る舞いを批判されてきたため、この動画が注目を集めたのは意外ではない。

米共和党全国委員会(RNC)もこの動画を共有し、「バイデンがジューンティーンスのイベントでフリーズした」と主張していた。このときも、ソーシャルメディアでは厳しい視線が集中した。

バイデンは史上最年長の大統領として、その地位に必要な認知機能を持ち合わせていない、と非難されている。

失言のほか、米大統領専用機エアフォースワンの階段でつまずくといった身体機能の低下を例に挙げ、大統領にふさわしくない証拠だと指摘する者もいる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国軍が台湾周辺で実弾射撃訓練、封鎖想定 過去最大

ビジネス

中国、来年の消費財下取りに89億ドル割り当て スマ

ワールド

カンボジアとの停戦維持、合意違反でタイは兵士解放を

ワールド

韓国大統領、1月4ー7日に訪中 習主席とサプライチ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と考える人が知らない事実
  • 3
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 6
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 7
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 8
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 9
    【銘柄】子会社が起訴された東京エレクトロン...それ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 6
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中