スターバックス中国事業に最大100億ドルの買収提案=CNBC

米スターバックスの中国事業に複数の買収提案が寄せられており、評価額は最大100億ドルに上るとCNBCが9日に関係者の話として報じた。写真は同社のロゴの前を歩く人。2月28日、上海で撮影(2025年 ロイター/Go Nakamura)
[9日 ロイター] - 米スターバックスの中国事業に複数の買収提案が寄せられており、評価額は最大100億ドルに上るとCNBCが9日に関係者の話として報じた。
報道によると、アジアを拠点とするプライベートエクイティ(PE=未公開株)投資会社センチュリウム・キャピタルとヒルハウス・キャピタルのほか、米カーライル・グループやKKRも関心を寄せている。
中国国内外のPE投資会社約30社が拘束力のない買収提案を提出しており、スターバックスは現在これらの提案を精査している。スターバックスが自社で30%の株式を保持し、残りの株式は複数の買い手グループにそれぞれ30%未満ずつ割り当てられる可能性もあるとしている。
入札者の絞り込みは2カ月以内に行われる可能性があるが、取引全体が年内に完了する公算は小さいという。