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南米ブラジル、新型コロナウイルス感染が約23万人に 世界4位

ブラジル保健省は、新型コロナウイルス感染者が1万4919人増え、23万3142人に達したと発表した。マナウスで16日撮影(2020年ロイター/Bruno Kelly)
ブラジル保健省は16日、新型コロナウイルス感染者が1万4919人増え、23万3142人に達したと発表した。感染者はイタリアとスペインを超え、米国、ロシア、英国に次ぎ世界で4番目となった。
死亡者は、816人増えて1万5633人に達した。
国内では十分なウイルス検査が行われておらず、米国、ロシア、英国の検査数を大きく下回っている。
ボルソナロ大統領は、新型コロナ対策で専門家の意見に耳を傾けず、マラリアの薬として知られる「クロロキン」を新型コロナの患者に使うことを主張。約1カ月の間に保健相は2度も代わり、政治の混乱が続いている。
大統領はまた、早期の経済再開を主張しており、感染防止のために厳しい行動規制や隔離措置を導入している州知事らを批判している。

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