最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(10日現在)

2020年4月10日(金)18時05分

REUTERS

■新型コロナウイルス、世界の感染者152万人超・死者8.9万人超

ロイターの集計によると、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で152万人を超え、死者は8万9474人となった。

■仏ルノー、40億─50億ユーロの銀行融資求める可能性=会長

仏自動車大手ルノーのスナール会長は10日、40億─50億ユーロ(44億─54億ドル)の銀行融資を求める可能性があると述べた。

■英GDP、新型コロナで第2四半期は前期比15─25%減に=NIESR

英シンクタンクの国立経済社会研究所(NIESR)は9日、新型コロナウイルスの感染防止のための外出禁止などの措置が続けば英国の国内総生産(GDP)は第1・四半期が前期比5%減少し、第2・四半期は15─25%減少する可能性があると予想した。

■フランス、大企業救済へ200億ユーロ確保=経済・財務相

フランスのルメール経済・財務相は10日、政府の資金援助を必要としている大企業のために200億ユーロ(217億ドル)を確保したと明らかにした。ラジオ局「Europe 1」に対して述べた。

■台湾がWHOに悪意に満ちた攻撃、独立のためウイルス利用=中国当局

中国当局は、台湾が世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に対して「悪意に満ちた」攻撃をし、独立を追求し、インターネットユーザーと共謀して人種差別的なコメントを拡散していると非難した。

■中国、犬を「ペット」に再分類 食用可能な動物のリストに含まず

中国農業農村省は、飼育して食用にもできる家畜類から犬を除外した。新型コロナウイルス対策の一環として8日公表したリストで、多くの地域で現在も珍味として食される犬を含めず、人間のペットとして再分類した。

■新型コロナ後の景気回復、形状はV、U、W、Lかナイキのロゴか

新型コロナウイルスの感染流行に伴うロックダウン(都市封鎖)の後、世界経済の回復はどのような形状になるのだろうか。急回復のV字形か、緩やかなU字形か、いったん回復した後に2番底に入るW字形か─。

■カナダ、新型コロナ死者最大2.2万人も 3月は100万人の雇用喪失

カナダ保健当局は9日、同国の新型コロナウイルス感染症による死者が最終的に1万1000人─2万2000人に達する可能性があるとの見通しを示した。

■パンデミック最前線、命の不安に直面するアマゾン配達員

エクセルソ・サビュラオさん(35)は米カリフォルニア州で、ネット通販大手・アマゾンの生鮮品配達に従事し、両親の生活を支えている。店舗や住宅でひっきりなしに人と接触するため、新型コロナウイルスに感染するのではないかと恐れる毎日だ。

■米失業率、来年末まで高止まりの公算=全米企業エコノミスト協会

全米企業エコノミスト協会(NABE)が45人を対象に実施した調査によると、米国では新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済の縮小で、1年以上にわたって高失業率が続くとみられている。

■NY州、新型コロナ新規入院者が大幅減 死者は3日連続で最多更新

米ニューヨーク州のクオモ知事は9日、新型コロナウイルス感染症による新規入院者数が大幅に減少し、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)が奏功している兆候を示しているとの認識を示した。

■マレーシア、手袋メーカーなどが医療用品を優先的に生産

世界最大の医療用手袋メーカーであるマレーシアのトップ・グローブ・コープは、新型コロナウイルス感染拡大による需要増加に対応するため、マスクの生産を開始する計画だ。Lim Wee Chai執行会長が、ロイターに明らかにした。

【関連記事】
・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?
・イタリア、新型コロナウイルス死者・新規感染がペース再加速
・新型コロナウイルス、男性の死亡リスクが高い理由
・シンガポール、教員に「ズーム使用停止」命じる オンライン授業中に重大事案が発生
・気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ベラルーシ大統領、米との関係修復に意欲 ロシアとの

ビジネス

ECBが金利据え置き、4会合連続 インフレ見通し一

ワールド

ロシア中銀、欧州の銀行も提訴の構え 凍結資産利用を

ビジネス

英中銀、5対4の僅差で0.25%利下げ決定 今後の
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 2
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 6
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 7
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 8
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 9
    円安と円高、日本経済に有利なのはどっち?
  • 10
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 10
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中