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ビットコインの収益性を「シャープ・レシオ」で計算して分かること

2019年10月24日(木)11時44分
木村兼作(公認会計士)

ビットコインのシャープ・レシオを計算してみる

ビットコインはこの10年で最もリターンの高いアセットクラスと言われています。一方で値動きが激しく、リスクの高い資産というふうにも言われます。

今までのシャープ・レシオの話から、大事なのは「リスクに見合ったリターンかどうか」ということが言えます。では、ビットコインのシャープ・レシオを日経平均と米国株(S&P500)のシャープ・レシオと比較してみましょう。つまりこれは、日経平均と米国株を「ベンチマーク」にするということです。

ビットコインは10年前に誕生しているので10年、5年、1年分の価格情報を使って日経、S&P、BTC、それぞれのシャープ・レシオを計算してみました。

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すると、すべての期間においてビットコインのシャープ・レシオが優勢という結果になりました。この結果だけを見ると、その高いリスクを考慮したとしてもビットコインのリターンは高かったと言えます。

なお、シャープ・レシオはあくまでも投資商品の過去のパフォーマンスを評価するものであり、将来の収益性に対する有益な情報は提供してくれないという点には注意する必要があります。また、ものごとは平均に収斂するという性質があるため、極端に高いパフォーマンスが続いた後は注意が必要です。

木村兼作
公認会計士/米国公認会計士、CFA協会認定証券アナリスト。木村公認会計士事務所代表。Quantum Accounting 株式会社取締役。2006年にKPMG入社後、東京とニューヨークで勤務。2016年に独立した後は複数の暗号通貨プロジェクトに関与。週末の主な過ごし方はノードのメンテナンス。

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