その一杯が長寿をつくる──家康も愛した、スーパーで買える「陣中インスタント食品」の正体
「風邪を引いたとき」にもおすすめ
陣中食として重宝されていた八丁味噌。現代では、どんなときに食べればいいのだろうか。藤本先生によると、「疲労回復や傷ついた筋肉の修復に効果を発揮するため、怪我をしたときや抜歯後、手術後、風邪を引いたときなどにおすすめ」とのこと。さらに、マラソン後や、トレイルランニング後にも八丁味噌がいいそうだ。実は走っている最中に食べるのもおすすめだそうだが、さすがに食べにくい......。
その代替品として教えてくれたのが、ほぼ同じ栄養がある「浜納豆」だ。浜納豆は、蒸し大豆に麹菌と小麦を加えて発酵させ、塩水に漬けて半年~1年寝かし、天日干ししたもの。乾燥しているので持ち歩きやすく、匂いも納豆ほどはない。しかもこちらも戦国時代、家康に献上されていたのだとか。
また、八丁味噌に含まれる乳酸菌は独自のGABAを出すため、眠りにも効果的とされている。一日一回味わうなら、夕ご飯がいいかもしれない。さらに、抗酸化性ビタミンEが多いので、老化を防ぐアンチエイジング効果もあるとされる。大豆由来のペプチドが、肌の新陳代謝の促進もあと押ししてくれる。
家康の愛した八丁味噌、長生きを目指す方はぜひ食卓に取り入れてみては。乳酸菌が強く、その風味に独特のくせがあるため、米味噌と混ぜて使うのもおすすめだ。味噌汁で味わう際は、徳川家の家訓にも記されているという「五菜三根」、いや、「五菜三根一茸」をどうぞお忘れなく。


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