その一杯が長寿をつくる──家康も愛した、スーパーで買える「陣中インスタント食品」の正体
徳川家康が戦場で八丁味噌を食べたワケ
八丁味噌を徳川家康が好んだのはなぜだったのだろうか。家康は1542年、岡崎城の生まれだ。つまり、地元の味噌が八丁味噌だったのだ。
家康は、自身で食べるのはもちろんだが、八丁味噌を戦の際の「陣中食」としても使っていたといわれている。食べ方としては、天日干しで乾燥したものを兵が携帯。そのまま食べたり、水に溶かして"インスタント味噌汁"にしたり、おにぎりの周りに味噌を塗ることで、保存性を高めたりしていたとも。
「八丁味噌を陣中食にすることは、非常に理にかなっている」と藤本先生は指摘する。豆味噌には大豆由来のペプチドが多く含まれており、疲労回復や、傷ついた筋肉の修復などに効果的だからだ。アミノ酸の量も味噌のなかでダントツに多く、こちらも体力や筋肉の増強に効果を発揮する。
健康オタク・家康が説いた「五菜三根」とは
と、そこまで科学的に解明はされていなかっただろうが、徳川家康は「健康オタク」で、自身も「五菜三根」を入れて、毎日八丁味噌の味噌汁を食べていたという。五菜三根とは、「葉野菜5種と根菜3種」を指す。
さらに、麦飯も一緒に食べていた。麦飯は、レジスタントスターチ(消化されないでんぷん)を含み、食物繊維と同様の働きをして腸内環境を整えてくれる。この食生活が、平均寿命が37、38歳の時代に73歳まで長生きした理由のひとつであることは間違いないだろう。
真似をしたいところだが、今は野菜高騰の時代。食卓に取り入れるなら、葉野菜も根菜も安いタイミングに購入して、食べるサイズにカットして5種類まぜて冷蔵しておくか、冷凍して使うのがいいそうだ。また、「現代ならきのこ類も加えると、食物繊維が腸をきれいにしてくれるので、さらに健康にいいですよ」と藤本先生。「五菜三根一茸」を新しい味噌汁のスローガンとして掲げてはいかがだろうか。
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