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セラピストとAIどっちが良い? チャットGPTに悩みを相談する人が急増中...メリットと意外な「落とし穴」

The Chatbot Will See You Now

2025年2月20日(木)14時16分
カリーン・ハーブ

スマートフォンで悩み相談をする女性

IRISSCA/ADOBE STOCK

アムステルダム自由大学(オランダ)のピム・カイパス名誉教授(心理学)は、AIは心理療法の在り方を変えるが、人間の療法士に取って代わることはないとみている。

「人間のセラピーはこれからも求められる。ニーズはとても大きいので、AIの登場でセラピストの数が減ることはない」と、カイパスは言う。


人間を超える可能性も

「オランダでは20年前に(AI開発以前の)コンピューターを使った心理療法は対面での治療と同様の効果があるという研究結果が発表されて以来、こうした技術の利用について議論が行われてきた。既に臨床の場で日常的にデジタル技術が利用されているが、今のところそれによってセラピストの数は減っていない」

だがAIの活用が心理療法や精神科の治療を変えることは確かだと、カイパスは言う。スマートフォンなどでその時その場の心理状態を記録する「生態学的経時的評価法」(EMA)は、治療効果を高める可能性があり、それを検証する研究が進んでいるという。

音声と映像を使った難治性幻聴の治療法「アバター療法」など、通常のセラピーに加えてデジタル技術を使用する治療法の効果も検証されていると、カイパスは言う。「AIはメンタルヘルスの治療を大きく変え、治療効果を高める可能性を秘めている」

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