最新記事

認知症予防

年代別:認知症のリスクを減らすために注意すべき危険因子

HOW TO REDUCE YOUR RISKS OF DEMENTIA

2020年4月1日(水)14時30分
ニコル・アンダーソン(トロント大学心理学部教授、ベイクレスト老人医療センター付属ロットマン研究所研究員)

mookTandP_P48_3.jpg

SERGEI GNATIUK/ISTOCKPHOTO

私の父は学士号を取得し、大手広告代理店でグローバルクリエーティブディレクターとして働いた人だった。成人期を通じて幅広い人脈を築き、結婚生活も60年続いた。それでも最後は、アルツハイマー病で亡くなった。そのことが、さらに私の研究意欲を高めている。

健康で前向きなライフスタイル

健康で前向きなライフスタイルを送ることで、「認知機能の蓄え」が増加すると考えられている。それによって脳の回復力が高まり、アルツハイマー病の症状が進行する可能性があったとしても、人生後期においても認知機能を維持できる。

ここで紹介した危険因子の全てに注意していても、アルツハイマー病の発症を防ぐことはできないかもしれない。それでも、認知機能の健康を長く保って生きることはできる。それだけでも、私は「より健康で前向きなライフスタイル」という大目標を達成する1つの解決法だと考えている。

<本誌特別編集ムック「世界の最新医療2020」より>

202003NWmedicalMook-cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

SPECIAL EDITION「世界の最新医療2020」が好評発売中。がんから新型肺炎まで、医療の現場はここまで進化した――。免疫、放射線療法、不妊治療、ロボット医療、糖尿病、うつ、認知症、言語障害、薬、緩和ケア......医療の最前線をレポート。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

韓国製造業PMI、2月は3カ月連続拡大 生産が好調

ビジネス

豪中銀、3月利上げあり得る 総裁「毎回ライブ会合」

ビジネス

インタビュー:円債投資には緩急、1月の金利急騰で超

ビジネス

米国経済、イラン戦争で不確実性高まる エコノミスト
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 5
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 8
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 9
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中