最新記事

JURASSIC PARK

ハイブリッドな恐竜もいる、怖くて愛すべき恐竜図鑑

2018年7月12日(木)16時45分
ニューズウィーク日本版編集部

©UNIVERSAL PICTURES


<7月13日に公開となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。第1作『ジュラシック・パーク』からこの最新作まで、シリーズの魅力はなんといっても現代によみがえり、目の前を歩き回る恐竜たちの姿だ。T-レックス(ティラノサウルス)からトリケラトプス、架空のハイブリッドな恐竜まで、本誌SPECIAL EDITIONムック「『ジュラシック・パーク』シリーズ完全ガイド」ではシリーズに登場してきた22種類の生態を紹介。ここでその一部を抜粋する>

ブルー

種はヴェロキラプトルで、体の青い線から「ブルー」の名前が付けられた。知能は非常に高く、本能で動くパーク内の他の恐竜と違って、忠誠を誓う相手や仲間を意識的に決定している。

登場作品
『ジュラシック・ワールド』
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

mookSR180712-1.jpg

©UNIVERSAL PICTURES

体高:1.7メートル
体長:3.9メートル
体重:226キロ
食性:肉食
攻撃性:超高

ステゴサウルス

背骨に沿って17枚の骨板、そしてトゲの付いた尾があって怖そうに見えるが、これらは主に身を守るために使われていた。前脚は後脚よりも短く、植物を探し回りやすくなっている。大きな体にもかかわらず、脳のサイズは犬と同程度。

登場作品
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
『ジュラシック・ワールド』
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

mookSR180712-2.jpg

©UNIVERSAL PICTURES

体高:5メートル
体長:10.1メートル
体重:3.5トン
食性:草食
攻撃性:中

インドラプトル

インドミナス・レックスとヴェロキラプトルのハイブリッドで史上最強の恐竜。夜間視力があり、非常に攻撃的。レーザー光線を合図に獲物を殺すよう訓練されている。

登場作品
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

mookSR180712-3.jpg

©UNIVERSAL PICTURES

体高:3.1メートル
体長:7.3メートル
体重:1トン
食性:肉食
攻撃性:超高

トリケラトプス

頭部の直径は1.2~1.5メートルで、見事な3本の角と盾のような襟飾りを備える。角は敵である肉食恐竜との闘いに使われた。交尾の儀式のためだった可能性も。

登場作品
『ジュラシック・パーク』
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
『ジュラシック・パークⅢ』
『ジュラシック・ワールド』
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

mookSR180712-4.jpg

©UNIVERSAL PICTURES

体高:3.6メートル
体長:8.9メートル
体重:12トン
食性:草食
攻撃性:高

モササウルス

白亜紀後期、海の食物連鎖の頂点に君臨したモササウルスは、大きく開く二重関節のあごであらゆる海洋生物を捕食する。実は恐竜ではなく海生爬虫類で、北米の内海などにすんでいた。

登場作品
『ジュラシック・ワールド』
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

mookSR180712-5.jpg

©UNIVERSAL PICTURES

体高:不明
体長:21.9メートル
体重:29トン
食性:肉食
攻撃性:高

T-レックス(ティラノサウルス)

恐竜の代表格であるT-レックスは、1日に最低140キロの肉を食べたという。獲物は骨ごとかみ砕いた。小さな群れで生活していた可能性がある。

登場作品
『ジュラシック・パーク』
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
『ジュラシック・パークⅢ』
『ジュラシック・ワールド』
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

mookSR180712-6.jpg

©UNIVERSAL PICTURES

体高:5.2メートル
体長:13.5メートル
体重:8.4トン
食性:肉食
攻撃性:高

◇ ◇ ◇

jurassicmookcover-200.jpg※世界中の映画ファン、恐竜ファンを魅了してきた『ジュラシック・パーク』の全米公開25周年を記念した、本誌SPECIAL EDITIONムック「『ジュラシック・パーク』シリーズ完全ガイド」は、シリーズ全作の知られざる逸話や最新作の見どころが満載。こちらからお買い求めになれます。

【参考記事】『ジュラシック・ワールド』最新作監督「恐竜の声で俳優たちを...」
【参考記事】琥珀とダニと恐竜再生──『ジュラシック・パーク』が現実に?

ニューズウィーク日本版 世界も「老害」戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年11月25日号(11月18日発売)は「世界も『老害』戦争」特集。アメリカやヨーロッパでも若者が高齢者の「犠牲」に

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

伊プラダ、さらなる買収検討の可能性 アルマーニに関

ワールド

トランプ氏、マムダニ次期NY市長と21日会談 ホワ

ワールド

マクロスコープ:日中関係悪化、広がるレアアース懸念

ワールド

アジアのハイテク株急伸、エヌビディア決算でAIバブ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 2
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 3
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、完成した「信じられない」大失敗ヘアにSNS爆笑
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 6
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 7
    「これは侮辱だ」ディズニー、生成AI使用の「衝撃宣…
  • 8
    衛星画像が捉えた中国の「侵攻部隊」
  • 9
    ホワイトカラー志望への偏りが人手不足をより深刻化…
  • 10
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 6
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 7
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 8
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 9
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 10
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中