ポモドーロ・テクニックとは、無駄のない目標を定め、選び抜いたタスクをこの内的中断と対峙しながら完遂するという、ストイックな25分間なのである。
しかし、現実には、内的中断と外的中断で挫折することが多々あるだろう。それでも、構わない。「最初は自分の目標達成に集中できなくても心配は要らない。(略)自分自身にやさしくていいのだ」とシリロは言い、「次のポモドーロはうまくいく」と本書で何度も励ましている。
まずは、このポモドーロ・テクニックをやってみること。実際にやってみなければ、自分のやりたいことを成し遂げることも、仕事や勉強の成果を継続的に高めることも、時間を価値ある味方にすることもできない。
情報化とグローバル化により常に何かに追われている現代人にとって、時間が敵だからこそ、それを味方にする方法をポモドーロ・テクニックは教えてくれる。30年以上前に考案されたテクニックが現在でも有効なのは、決して不思議ではない。
2026年10月13日号(10月6日発売)は「創刊40周年 世界に映った日本の姿」特集。
復刻版の創刊号特集で読む日本の「これまで」と「これから」
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます