AI投資は間違いない...孫正義が「5000億ドルの賭け」に勝算の理由、イギリスには「秘密兵器」も?【アニメで解説】

ニューズウィーク日本版公式YouTube
<5000億ドルから18兆ドルへ──「最後の賭け」に勝算を見出す投資家・孫正義。自信の理由はイギリスの「秘密兵器」とGDPにあり?>
2022年には「ビジョン・ファンド」で大失敗。5兆円を超える損失を計上し、破綻寸前にまで追い込まれた孫正義──。
しかし、七転び八起きの投資家人生と、着実かつ大胆なAI投資戦略を見れば、彼の「勝ち」は明らかだ。
本記事では、本誌YouTubeチャンネルの動画【AI投資は間違いない】孫正義「最後の賭け」の行く末は/イギリスには「秘密兵器」の内容をダイジェストで紹介する。
ソフトウエアの卸売業者として頭角を現した孫正義は、大胆な行動に出る天賦の才、若手起業家への信頼、どんな失敗からでも立ち直る能力を武器としてきた。
投資家としては、1995年、当時検索サイト最大手だった米ヤフー(Yahoo!)への投資が当たって、資産総額世界一の大金持ちになった。しかし、ヤフーは成長戦略を誤って失速してしまう。
だが幸運にも、孫は当時はまだ無名だった中国のEC企業アリババ(阿里巴巴)に2000万ドルを投じ、株式の34%を取得していた。
2020年のピーク時には、ソフトバンクの保有するアリババ株の価値は2000億ドル超に達し、ソフトバンクはその資産を担保に多くのベンチャー企業への投資資金を借り入れることができた。創業者ジャック・マーとのわずか6分の会談で決めた出資が、孫が這い上がるきっかけになったのだ。
シリコンバレーの新興企業のCEOたちは孫の元に足しげく通う。一体なぜなのか?
ウーバー(Uber)CEOのダラ・コスロシャヒは「ソフトバンクの巨額の資本の大砲が自分に向けられるよりも、後ろから支援してほしいからだ」と語る。
そんな孫正義の次なる大砲が、2016年に買収したイギリスの半導体設計会社アーム・ホールディングス(Arm Holdings)だ。
■孫はいかにして「AI投資の賭け」に勝つのか?...詳しくは公式YouTubeでご覧ください