コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ハーグ条約に加盟するのであれば関連法の整備を厳密に行うべきでは?

 ハーグ条約加盟に政府は動き始めました。  この問題は、離婚裁判を経ないで、あるいは離婚裁判をしたが共同親権という判決を無視して、子供を連れ

2011.05.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプ「大統領選撤退」に見るティーパーティーの凋落

 そう言えば、ティーパーティーという言葉をあまり聞かなくなりました。2010年11月の中間選挙で、保守系の候補を多数当選させて共和党躍進の原

2011.05.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの「原発世論」の特徴と日本への視線とは?

 メルトダウンの恐怖を描いた映画『チャイナ・シンドローム』が全国の映画館で上映中の1979年3月にスリーマイル島原発事故が発生し、以降約30

2011.05.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「殺害命令」の責任を背負ったオバマとどう向き合ったら良いのか?

日本に来て強く感じるのは、ビンラディン「殺害」の責任を言明したオバマへの冷え切った視線です。核兵器廃絶を叫んだオバマに喝采がされ、似た名

2011.05.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「時代閉塞の現状」を考える

 震災よりはるか以前から「閉塞感」という言葉がよく聞かれますが、震災後2カ月を経た現在も、エネルギー政策や復興計画がまとまらない現状を表現す

2011.05.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

浜岡原発4号機・5号機停止のタイミングについて

 浜岡の4・5号機の停止命令というニュースには驚きました。  まずアメリカの反応ですが、現時点での詳報としてはニューヨーク・タイムズが田淵寛

2011.05.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ビンラディン殺害「2つの疑問」とは?

 2011年5月1日深夜、オバマ大統領は長年アメリカが追い続けていたオサマ・ビンラディンを殺害したと発表しました。詳細は既に全世界で報じられ

2011.05.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

CNN向け「アリガトウCM」が「残念」な理由とは?

 東日本大震災に対してアメリカは米軍を中心に多くの支援をしました。日本政府として、これに謝意を示すのは良いことだと思います。また、このCM放

2011.04.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

震災で浄化した日本の「国家イメージ」を手放しで喜んで良いのか?

 アメリカのメディアは「英国のロイヤル・ウェディング」報道一色になっています。結婚式は金曜日ですが、先週から既に報道は過熱気味です。この「ケ

2011.04.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

IAEAの「権威」に振り回されるな、「権威」を利用せよ!

 福島県のことがどうしても気になっています。  特に飯舘村の「計画的避難」の問題では、地元では納得感が得られない一方で、線量計のデータを含め

2011.04.22
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    【クイズ】2028年に完成予定...「世界で最も高いビル」を建設中の国は?
  • 4
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 5
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 8
    【クイズ】沖縄にも生息、人を襲うことも...「最恐の…
  • 9
    時速600キロ、中国の超高速リニアが直面する課題「ト…
  • 10
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 3
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 4
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 5
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 6
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 7
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 8
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 9
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 10
    債務者救済かモラルハザードか 韓国50兆ウォン債務…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中