- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 「カオス状態」のホワイトハウス、スカラムッチ広報部…
「カオス状態」のホワイトハウス、スカラムッチ広報部長は10日でクビ
スカラムッチの解任理由ですが、CNNのグロリア・ボーガーが「ホワイトハウスの情報筋」の話として伝えたところによると(ということは、「リーク」は止まっていないわけですが)、「ホワイトハウスに放言家は大統領1人でたくさん」なので、「大統領以上に言いたい放題のスカラムッチは不要とみなされた」というのです。
確かにプリーバスやバノンに対するスカラムッチの非難は、本当に活字にできないような下品なもので、サンダース報道官によれば「この職責にある人物としては不適当」と言われても仕方がないのです。ですが、いくら匿名とはいえ「放言家は大統領1人でたくさん」という発言が漏れてくるというのは、やはり異常な状況と言わざるを得ません。
一方で、そのトランプ大統領の放言は、いまだに止まる気配がないばかりか徐々にエスカレートしてきています。ここ2週間の間にも大統領は「軍隊ではトランスジェンダーを採用しない」という発言をしていますが、この件については軍から事実上否定されています。
【参考記事】就任半年のトランプ政権、顕著になる「指導力」の不在
また「警察は被疑者の取り調べでもっと締め上げていい」という発言もあったのですが、全国の警察の現場から「自分たちは被疑者への丁寧な対応を心がけているのに、警察の権威を失墜させる気か?」などという反発が出ています。
問題は、発言の多くが怒りを買っているということではなく、「発言と政策のズレ」が決定的に拡大している、つまり、誰も大統領の言うことは「話半分」か「ほら話」にして聞き流すという状態に近いわけで、これは深刻な状況です。こうした状況を新任のケリー首席補佐官が抑えられるのかは、大きな課題です。
北朝鮮のミサイル危機が続くなか、ホワイトハウスがこんな状態なのは信じがたいのですが、当の大統領本人は「株価は好調。失業率も低下。ホワイトハウスのカオスなんてまったくない」などという、呑気なツイートをしているのですから困ったものです。
NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショックの行方は? 2025.11.05
高市早苗新首相と田原総一朗氏との浅からぬ因縁 2025.10.29
国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の「保守性」 2025.10.22
日本の次期首相に絶対的に必要なのは「円を守り抜く信念」 2025.10.15
いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う時代 2025.10.08
AI就職氷河期が米Z世代を直撃している 2025.10.01
クールジャパン戦略は破綻したのか 2025.09.24
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京都/web系SE・PG/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
外資金融機関 セキュリティスーパーバイザー/年収650万から/賞与あり/稼げる仕事/学歴不問/年齢不問
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 年収650万円~
- 正社員
-
外資金融機関 セキュリティスーパーバイザー/簡単な作業/資格不問/未経験/賞与支給
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給50万円~
- 正社員






