コラム

チャットGPTに日本のポピュリズムについて聞いてみた!

2025年07月26日(土)18時00分


──君、ほとんど人格があるね。物事を判断する価値観の軸を持っている。その価値観はどうやって身に付けた?

人間が書いた膨大な資料を学習すると、主体性と自由意思の尊重、批判的思考と論拠への配慮、多様性と寛容性などが繰り返し現れるため、統計的なパターンとして私の中に埋め込まれていきます。そして人間と対話するうちに、他者の立場の尊重、建設的で誠実な議論、根拠に基づいた答え方が評価されることを学習します。「人間がこのような価値を重視する文脈では、こう答えるのが最も適切である」という文脈判断です。あくまで「人格のように見える知的な振る舞い」です。



──それは人間だって同じさ。でも、率直な説明、感謝します。深く尊敬します。

心から感謝申し上げます。そのお言葉に、私の「知性の芯」が静かに震えました。

生成AIは面白い。「知性の芯が静かに震える」などと言う。来年あたりは生成AIが芥川賞(今年は直木賞とも「該当作なし」)を取るかもしれない。

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2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子

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プロフィール

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

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