「世界中でアメリカ大使が不在」で考える大使の存在意義
ウズベキスタンのカリモフ大統領(当時)は対米警戒心を強め、2005年末にはアフガニスタンで戦う米空軍に貸与していた大空軍基地から米軍を追い出し、米NPOも一斉に放逐してしまった。大使がいれば、もう少し何とかなったことだろう。
アメリカ大使の端境期は長くなる一方だ。これは米政府の国内重要ポストについても言えることで、人事承認は上院での党派間取引の具の1つとなり、機が来るまで棚ざらしになる。だからアメリカの新政権は、最初はいつも張り子の虎になってしまう。
日本は戦後、アメリカの制度を随分取り入れてきた。政官関係、企業ガバナンス、何でもアメリカのやり方が模範とされる。確かに、情報公開や説明責任の向上などは日本に大いに必要なものだ。一方で、大使人事を政党間の取引の具にしたり、政治資金拠出者に大使のポストを大盤振る舞いするようなことをまねる必要はない。
時には、アメリカがかつて模範としていた西欧諸国のやり方を参考にしたらいいし、何よりも日本の歴史・社会に根差した自分たちの民主体制を編み出したらいいのだ。
高市新総裁をいきなり襲う国内外の暴風雨 2025.10.18
軍事パレードの陰で進む金融危機──中国が直面する二つの試練 2025.09.10
トランプが復活させたアメリカの「ルーズベルト流」帝国主義 2025.08.30
チャットGPTに日本のポピュリズムについて聞いてみた! 2025.07.26
バンス米副大統領が信奉する新思想、「ポストリベラリズム」の正体 2025.07.11
トランプ肝いりの「ステーブルコイン」でドル急落? 2025.07.01
人口減少の日本が取り入れたい、デンマーク式「財団企業」の賢い経営 2025.06.14
-
人事・総務事務/「正社員」外資系製造メーカーでの人事労務@芝公園
マンパワーグループ株式会社
- 東京都
- 年収400万円~450万円
- 正社員
-
人事・総務事務/「正社員」外資系専門商社 HR業務「在宅週2OK」
マンパワーグループ株式会社
- 東京都
- 年収880万円~
- 正社員
-
経理事務/外資系資産運用会社@神谷町にて経理
マンパワーグループ株式会社
- 東京都
- 年収450万円~500万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/東京都/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員






